最近読み終えた本。
あんまり難しい本読んでませんね。
『訪問看護師ががんになって知った「生」と「死」のゆらぎ』
(川越博美、日本看護協会出版会、2017年)
ソワニエ読書日記6冊目。
白血病となった著者の体験と、訪問看護の実践と模索。
わが家も在宅ケア真っ最中なので、わかるなあ~という部分も。
『万引き家族』(是枝裕和、宝島社、2018年6月)
映画館に行く時間がとれるか微妙なので、小説読んだ。
吸い込まれるように読んだ。
表層的な「常識」「善悪」「家族像」をゆさぶる物語。
細やかな生活描写。あきらめや葛藤、欠乏への眼差し。
是枝監督の人間をみる優しさ。
『人が病気で死ぬワケを考えてみた~ねじ子の医療絵図』
(森皆ねじ子、主婦と生活社、2014年)
人はなぜ病気で死ぬのか。
死因の歴史的変遷、感染症、ガン、生活習慣病を、
漫画と文章入り交じりなおもしろ解説で。
体のなかの変化がわかりやすく!ユニーク!
ソワニエ読書日記7冊目。
『部長、その恋愛はセクハラです!』(牟田和恵、集英社新書、2013年)
不謹慎な言い方だが、めちゃ面白い本。
おなじセクハラ事実なのに
ハラッサー男性と被害女性の認識のズレ。
恋愛とセクハラの近い距離。
セクハラのわかりにくさやグレーゾーンの構造的理解。
あっという間の一気読み。
『職場のハラスメント~なぜ起こり、どう対処すべきか』
(大和田敢太、中公新書、2018年2月)
ハラスメント学習会の予習本。包括的に学べます。
日本には、ハラスメントを防止し規制する法律がない。
制定がのぞまれます。
ハラスメントを個人問題とせず、
社会・職場の問題としてつかむ大事さ。