長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

いま私たちにできること、元気に交流。

きょう(21日)は午後、
新日本婦人の会あかいわ支部主催の学習会で講師。

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あかいわ支部はもう何べんも呼ばれていておなじみですが、
本日は
「いったい日本はどうなるの?~いま私たちにできること」がテーマ。

元気になれる学習会を!との要望でしたが、
集まれば、元気になれます。
仲間が増えればもっと元気に。
見通しが明確になれば勇気もわいてきます。

私から、1時間ほどお話したあと、
40分ほどあーだこだと感想交流。
そして「私にできること」の思いを出しあいました。

「有権者の1%の新婦人を」っていう目標があるんですね。
仲間を増やすこと、そのために1人ひとりが力をつけること。
いま大事な中心点だと感じます。

新著『労働組合たんけん隊』も、
この参加人数で6冊も売れました。
労働組合に入っていない人でも、
読んで面白い本になっていると自負しています。

『NGO運営の基礎知識』より メモ

『NGO運営の基礎知識』
(POWER~市民の力/A SEED JAPAN共編、アルク、1998年)
より、自分用のメモです。

■「ノウハウなどは、人に教えてもらって身につく
もんじゃない。自分の経験の中で、おのずと体得
するもんだ」という“経験至上主義”の人も多くいま
す。確かに仕事や活動のなかで鍛えられていく
OJT(On the Job Training)も重要ですが、それだ
けでは不十分です。企業でも、決してOJTだけで
人材育成しているわけではありません。最初に新人
研修をして、時折研修セミナーも行い、そして書店
に数多く並ぶビジネス書などで勉強したりしながら、
実地の経験を積んで一人前の企業人になっていくわ
けです。同様に、市民団体においても、経験だけで
なく、自分たちの能力を向上するような研修やノウ
ハウ本が必要です。(16P)

■団体が活気づき、社会を変える影響力を持つには、
多くの人の力が必要です。比較的大きな団体でも、
その活動がペースを落とさずに継続的におこなわれ
るためには、絶えず新しい人が加入していくことが
必要となってきます。
 つまり、さまざまな人が集まることによって、そ
の団体の活動の場が広がるのです。ということは、
「新メンバーのリクルートメント方法」がきちんと
団体内にあるかどうかが、その団体の長期的な活動
の成否に関係してくると言えます。(42P)

■会議の進行・資金調達・ニュースレター発行・イ
ベント運営・・・例をあげるまでもなく、団体を運営
し活動を進めるためには、このガイドブックに掲載
しているようなさまざまなノウハウが必要です。
 新人メンバーがこれらのすべてのノウハウを持っ
ているとは限りません。特に世代交代の激しい学生
団体などでは、ノウハウがないために活動の停滞も
心配されるところです。
 まず、これらのノウハウを新人に教える(継承す
る)ことから始めましょう。そして、新人に伝えて
いくべきノウハウ(活動・組織の実績)を整理して、
日頃からしっかりと保存(蓄積)していくことも、
団体としてしなければならないことです。これらノ
ウハウを文章化してマニュアルをつくるのも有効な
手段でしょう。特に学生団体で長期的な活動を行う
場合には、必要不可欠です。
 「蓄積」と「継承」、この積み重ねが団体運営の
になります。(69P)

■活動は長期にわたるものです。リーダーシップを
発揮する後継者を育成していかないと、団体や活動
は先細りになっていきます。
 活動の中でリーダシップを養いましょう。そのた
めには、役割分担して大勢の人が活動を経験するこ
とが必要です。一部の人や専門家だけが関わるよう
な解決策は、リーダーシップを養える解決策とはい
えないでしょう。(97P)

■皆さんは、目標達成までのプランづくりはしっか
りできていますか? 目標達成に向けて、長期的(か
つ総合的)に立てられた計画のことを、「戦略」と
いいます。この戦略がしっかり立てられていなけれ
ば、なかなか目標達成はできません

「いたしません」とはなかなか言えないから

この週末はほぼ家にいました。
もともと用事がなかったのもありますが、
金曜日の夜から体調を崩して寝てました。

土曜日にはだいぶん回復しましたが
外出はせず、
日曜日も1日ほぼ家でゆっくりしました。
本も2冊読めました。

あと、いまわが家では、
TVドラマの『ドクターX』のシリーズを観てます。
DVDレンタルで。おもしろいですよね、あれ。

いま3シリーズ目(2014年放送)に突入してます。
大門美知子の「いたしません」はやはり痛快です。

雇われて働く人にとっては、
「いたしません」となかなか言えませんから。
スカッとするんだと思います。

いま5シリーズ目がテレビで放映されてるみたいですね。
テレビないので観れませんが・・・。

レンタルになるのを楽しみに待ちたいです。

ご報告から1年たちました。映画『ギフト』もおすすめ。

昨年のきのう、
相方がALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症したことを
このブログでもみなさんにご報告しました(FBでもしてます)。

この1年間のことを、相方とふり返りの夜でした。
(もちろん美味しいものを食べながら・・・)
生きるのって大変だなあと感じつつ、
多くのみなさんの援助や励ましに支えられてきました。
縁に恵まれました。
さまざまな壁にもぶつかりつつ、相談しながら進んできました。
たくさん旅行も行きました。

もちろん、大変さや疲れはあります。
でも「いい1年だった」とはっきり言うことができます。
感謝です。

そして、私たちの結婚を祝う会から、16日で15年に。

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これからもよろしくお願いいたします。
そう、まだまだ、これから!



で、いま映画『ギフト 僕が君に残せるもの』が
岡山のシネマクレールで上映中で、ひとりで観てきました。
途中からハンカチをにぎりしめながら・・・。

米国の元アメフト選手が、ALSを発症したときから、
ビデオメッセージを撮り続け、生まれてくる子どもに
父親として何ができるのか、
苦しさの吐露、家族やまわりの人たちの葛藤・・・。

妻の苦しさが自分ともだぶり、ほんとうに辛かった。
でも明るさとユーモアを失わないように。
介護のチーム力で、旅行にもたくさん行っているのは、
ほんとうにすごいです。

2時間の映画ですが、ALS患者としての進行、
息子の成長、そしてまわりの人間関係の支えと苦悩。
よくわかります。

ALSの患者・いや自分自身のために、
社会的活動をすすめていく主人公の姿に、
胸がいっぱいになりました。

それにしても、アメリカって、やっぱり
「よく話をする社会」だなと思います。意見が違っても尊重しあう。
いろんなことを感じられる映画でした。

ぜひたくさんの人に観てほしいです。

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今年度の平和ゼミナールも中盤に

今日はこれから岡山県民医連の第5回平和ゼミナールの5回目。
今年度のゼミも中盤です。
本日の内容は、
1月に2泊3日で行く沖縄フィールドワークの事前学習1回目。

私から「沖縄戦と沖縄戦後」の45分講義、
その後45分版の「標的の村」を観賞し、討論します。

次回は基地問題がテーマで、
『知ってはいけない』(矢部宏治、講談社現代新書)を
事前課題としてゼミ生に読んできてもらいます。

来年1月のフィールドワーク3日目(1月27日)が、
名護市長選挙の初日にあたるため、
稲嶺さん(現市長)の第1声をみんなで聞きにいこうかと検討中。

自宅では仕事しません(きっぱり)

今日は介護休みのあいだに、
ちょい事務所に出てお仕事。たった90分ですが。

自宅で仕事すればいいだろー、
って思われるかもしれませんが、
自宅では集中できないし、いい仕事できないです。
仕事と生活の境目がなくなっちゃいますしね。

だから専従生活20年ですが、
自宅にマイパソコンを入れたことはありません。
職場でしかパソコン使いません。

家で本は読みますけど。

ということで、
今日はこんなところで。

違いを残して、手をつなぐ。

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屈しない、というのは難しい。
相手が強大であればあるほど。

だから、屈しないたたかいに、
私は心を揺さぶられる。叱咤を受ける。
自分が問われる。

3年前に訪れた沖縄の「不屈館」で、
瀬長亀次郎の言葉にうなり、メモをした。

「小異は捨てちゃいかん。人それぞれに主張がある。
小異を残して、大同につくんだ」

現在の「オール沖縄」と呼ばれる
たたかいの源流となったのが、
米軍占領下の沖縄における、土地をめぐるたたかいであり、
そのリーダーである瀬長亀次郎だ。

時間がとれず観るのをあきらめかけていた映画、
『米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー』(佐古忠彦監督)。
相方の「私のぶんも観てきてっ」の言葉に背中を押され、
シネマクレールに行ってきた。

内容は大枠ではほぼ知っていたことだけれど、
瀬長の日記や当時を知る方々の証言が、
カメジローの人間像や当時のたたかいの熱を浮かび上がらせていた。

屈しないためには、理念・信念と同時に、
多くの人との共同が必要だ。違いを残して、手をつなぐことだ。
そのことを沖縄のたたかいは教えてくれる。

シネマクレールで24日まで。

今年も子守唄と書かれました・・・。

土曜日(11日)は、もろもろの家事労働の合間に、
今年度のソワニエ看護専門学校
「ものの見方・考え方」授業のレポート採点。
「自分のことを見つめ直した時間になった」という感想が多い。
手について、言葉について、「わたし」について、
生活や労働について、人権について…。
そして自分の見つめ直しを通じて他者への見方が変化している。嬉し。

ところで・・・、今年もいました。

「長久先生の声が子守唄のように聞こえて…」という学生さん。
レポートのなかで「寝てしまいすみませんでした」と正直に書いていて、
まあ、かわいいもんです。

ぼくの授業では、後半になるにつれ、寝てしまう学生さんが増えます。
まあ授業の工夫も必要ですが、客観的にみて、
ぼくの授業はいちばん「息抜き」「リラックスして受けられる」時間だと、
ぼくが学生だとしても思います。
看護学校って、ほんと覚えないといけないことが多すぎますから。

学生さんが寝てても、ぼくは注意しません。したことがないです。
寝ている理由がわからないからです。

体調が悪いのかもしれない。
昨夜、他の授業の課題を一生懸命やっていて睡眠時間が少ないのかもしれない。
学校のあとバイトをしていて体が疲れてるのかもしれない。
たんにぼくの話に興味が向かないのかもしれない。

11年もソワニエに通ってますから、学生さんが本当に様々な
思いや生活や夢を抱えながら毎日授業に来ていることを知っています。

今年度のレポートでも、「食費が月1万円できついです」と
書いていた学生さんがいました。親御さんの仕送りを受けながら、
カツカツの生活です。バイトもしなければならない。

「寝ている学生=やる気のない学生」という
単純な見方は絶対にできません。
学生さんのさまざまな背景やたいへんさに寄り添えて、
背中を押してあげられる授業がしたいなあと、いつも思います。

たとえ15回の授業中、10回寝てても、残り5回の授業で
「あの授業があったから、いまこう考えることができる」
「こんな気づきができるようになった」と思ってくれたら、
それでいいんです。そんな授業がしたいです。

スターリン、知っては、医者の、医師崩壊、医療崩壊、オルグの、ゴースト、空き家

最近読み終えた本。


『現代史とスターリン~
 「スターリン秘史ー巨悪の成立と展開」が問いかけたもの』
      (不破哲三・渡辺治、新日本出版社、2017年6月)

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驚愕の連続だった不破氏の『スターリン秘史』全6巻を
読んだ人でないとわからない内容だけど、
そういうレア感、嫌いではない。あらためて振り返りに。


『知ってはいけないー隠された日本支配の構造』
         (矢部宏治、講談社現代新書、2017年8月)

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深部の問題なのにわかりやすく語られていて一気読み。
日本の対米従属、とくに米軍支配の構造について整理されている。
その起源は朝鮮戦争の時にあるとの著者の指摘。
もっと勉強していきたい。


『医者の働く権利 基礎知識 改訂版』
 (医師の働く権利編集委員会編著・岡村親宣監修、せせらぎ出版、2010年9月)

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勤務医は当然労働者であり、各種労働法が適用される。
判例なども多数紹介。
労働条件をより人間らしいものにするには、
労働組合で交渉しよう、という内容。


『医師崩壊』(杉田雄二、経営者新書、2014年)

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医師の働き方の現状と問題点、今後の課題をわかりやすく叙述。
フランスでは医師もバカンスが当たり前。
国民の間では「バカンス期間は病気になってはいけない」と
ユーモアまじりに言わるとか。
医師の休む権利に対する社会的合意の違い。


『本当の医療崩壊はこれからやってくる!』(本田宏、洋泉社、2015年)

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医師不足の問題を軸に、日本の医療の危機について
さまざまな角度から検討。
若干意見の違うところもあったけど、医療を国民のものへ
取り戻したいという本田医師の情熱をひしひしと感じた。


『「オルグ」の鬼ー労働組合は誰のためにあるのか』
            (二宮誠、講談社+α文庫、2017年3月)

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UAゼンセンという産業別労働組合(連合)で、
労働組合のない会社に労働組合をつくっていく
「組織化」の活動をしていた著者の経験が語られる。
なるほど、と感心するところが多数。


『ゴースト』(中島京子、朝日新聞出版、2017年8月)

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7つのお話が入った小説。ほとんどの話が戦争期に
からんでいるのが特徴。さいごの7話目がいちばんよかった。


『空き家の手帖ー放っておかないための考え方・使い方』
   (六原まちづくり委員会+ぽむ企画、学芸出版社、2016年)

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空き家問題を大きくとらえる本はあるけど、
じっさい空き家を抱えている人、
活用したい人むけの本はあまりないのでは。
具体的アドバイスが豊富でよいです。

「書いて伝える・文章教室」 開催します!

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活動などをしていて「もっと多くの人に知って
もらいたい」「伝えたい」という思いを持った
ことはありませんか。

伝えるためには、私たちの言葉や文章をみがく
必要があります。今回は「書いて伝える」こと
にしぼり、その極意やポイントを学び、実際に
練習もしてみようという楽しい企画です。

*人に読まれる文章とは?
*わかりやすい文章のイロハ
*SNSの文章術
*書き出しの極意
*ニュースづくりの基礎
*キャッチコピーのつくり方

□講義のあと、実践トレーニングあり。

■講師:長久啓太(学習協事務局長)
■日時:12月2日(土)13:30~16:30
■会場:岡山市勤労者福祉センター4階第1会議室
■参加費:500円
■主催:岡山県労働者学習協会

富山県労連わくわく講座の最終回!でした。

長野民医連での講師仕事を終え、富山へ移動。
7日の夜は富山県労連にて「わくわく講座」の4回目(最終回)でした。

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4回のなかでいちばんの参加者数!
私から「いきいき労働組合活動」というテーマで1時間の講義。

組織はひし形をしていること、生き物であること、
活動をめぐるさまざまな課題、学習教育活動について、
などなど。

みなさんの感想を聞きながら、
次につながる連続講座になったなあと実感しました。

以下感想を紹介します。

■組合活動における学習の重要性をあらためて整理する
ことができました。組合が課題を掲げるとき、なぜそれ
をするのか、と議論するのは本当に大切だと思います。
日常の活動では課題やスケジュールを“当然”のこととし
て提起することがありますが、議論抜きにやれば、運動
が広がらないのは当然でしょう。このことに留意して今
後の活動に生かしていきたいと思います。

■労働組合活動は、人と人とのつながりがあってこそ広
がっていくということを改めて認識できた。活動ひとつ
ひとつに意味があることを忘れずに自分自身も発信する
力をつけていきたい。

■わくわく講座4回を受けさせていただきました。長久
先生ありがとうございました。「いきいき労働組合活
動」ということでしたが、私たちの職場も、まだまだ
集団で活動できる組織になっていない部分があるなと
考えさせられました。この講演を受けた経験を活かし
て、頑張っていきたいと思います。

■組合に入ってずいぶんたつが、今年度執行委員をする
まで、労働組合の意味など考えることもなく、自分の時
間やお金を使って活動する意義もまったく意識したこと
がなかった。このような学習の場に参加することで労働
者としての自分の立場や同じように働くいろいろな人た
ちのことを考え直すことができて本当によかった。私は
高校の教師だが、確かに労働者としての権利や組合の大
切さについて学校で学ぶ機会はない。卒業間近の3年生
に消費者講座をするけれど、消費をする前に収入を得な
ければならないのに、その場での活動についてまったく
学ぶチャンスはない。考えてみれば不思議なことです。
もっと早くもう少し若いうちから、しっかり学んでおけ
ばよかったと思う。

■組合事務所を誰でも気軽に立ち寄れる場所にしたい。
そのためには、職場集会を多く開いたり、労組の広報紙
を皆が見れるような場所に貼ったりして、情報を広める
ことが大事だと思う。小さなことでもきちんと聞いて答
えてあげられる役員になりたい。

■ありがとうございました。日頃組合活動のリーダーと
いうわけではないですが、サブ的なことをやっており、
その中で「しんどい」「何でみんなは…」「政治に目を
向けないとやられちゃうよ」というモヤモヤ感を持って
おります。その中で長久さんが「それは当然」とおっし
ゃって頂けることはたいへん心のつかえが軽くなりまし
た。うまくいかない、皆を引っ張れないこてはある種あ
たりまえ、その認識のうえで、じゃあどうやっていくか、
考えるよすがとなりました。私的生活を大切にして、う
まく自分をコントロールし、集団に貢献できるように努
めてみようと思った次第です。

■大切なものを守るためにある労働組合。でも、労働組
合の大切さや役割を教わってきてないので、認識があい
まい。あいまいな認識のまま、なんとなく活動している
と、あいまいな選択や行動しか生まれない。そんな状態
では、自分のゆとりの一部である大切な時間を使ってま
で組合活動をしたいとは思わない。でも、伝えあいと学
びによって自分自身で「納得」して、1歩を踏み出すこ
とが大切。

長野民医連新入職員研修の2回目です。

きのう(7日)は、長野・上諏訪のお宿で起床。
部屋の窓をあけてみると・・・。

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先月は悪天候でまったく見えなかった諏訪湖が一望。

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なんと富士山まで見えました。透き通る秋の朝。

さて午前中、長野民医連新入職員研修での講師仕事でした。

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先月に引き続き2回目。 今回は102名の参加で1泊2日の合宿研修。
前回も同規模でしたので、あわせて約200名の新入職員さんが、
この長野民医連の研修を受けたことになります。すごいですね。
忙しい医療や介護の現場で、2日間も「行ってこい」と
送り出してくれることって、ほんとに幸せなことだと感じます。

私は「ものの見方・考え方ー民医連職員としての成長」を
テーマに休憩はさみ2時間の講義でした。
今回も、
「生活と労働から疾病をとらえる」
「憲法の理念を高く掲げる」
ことの意味を掘り下げる内容でした。

1泊2日で、さまざまな職種が集い交流できることは、
民医連職員としての成長をグッと促してくれることでしょう。
ぜひがんばってほしいと思います。