今日(6日)は、午前・午後と2部制で、
生協労組おかやまパート部会の新入労組員研修。
いつもの「労働組合そもそも話」。
感想交流では、
「わかりやすく学べた」「声をあげていいんだと思った」
「日本の状況が当たり前でないことを知った」
「言われた条件で働くのが当たり前だと思っていたけど、
そうでないとわかった」など。
午後の部終了後、
今日は長野へ移動です。
今年5回目の長野民医連での講師仕事。
風引かないようがんばります。
今日(6日)は、午前・午後と2部制で、
生協労組おかやまパート部会の新入労組員研修。
いつもの「労働組合そもそも話」。
感想交流では、
「わかりやすく学べた」「声をあげていいんだと思った」
「日本の状況が当たり前でないことを知った」
「言われた条件で働くのが当たり前だと思っていたけど、
そうでないとわかった」など。
午後の部終了後、
今日は長野へ移動です。
今年5回目の長野民医連での講師仕事。
風引かないようがんばります。
「行けるときに行っとこうツアー2017 第7弾inしまなみ」
の後半。
4日(2日目)は、ゆっくり始動。
愛媛の今治市なので、やはりタオルを買ったり。
そして今回の旅のメインであるしまなみ海道へ。
まずはバラ公園で。
その後も、本格的にしまなみ海道の島々を満喫。
世界でもここにしかない風景が広がります。
この日のお宿は弓削島。
満月の光が海面を照射し幻想的な夜。まんぞくまんぞくの1日でした。
3日目(5日)も天気よし! ラッキーな旅でした。
泊まったお宿から朝日をながめる。
ロケーションよかったです。
相方はゆかいな仲間の助けで景色のよいお宿で朝風呂にも。
ほんとに感謝。
そして島々をめぐりながらの食べ歩き。
みかん!レモン!
しまなみ海道にはサイクリングを楽しむ人びと多数。
とてもとても楽しい旅でした。
夕方、無事に帰宅しました。
3連休は、
「行けるときに行っとこうツアー2017 第7弾inしまなみ」でした。
前日の2日(木)から、
京都や青森から規格外の仲間がふたたび集結。
お昼からデミカツ丼を食べ、
夕方は美観地区を案内しました。倉敷民芸館に入りました。
でも時間がちょっと足りなかったですね・・・。
秋の風情が美観地区にはちょうどよいです。
夜は自宅で前夜祭を開催。
相変わらずのおもしろトーク。ゆかいな仲間たちです。
手づくり料理でおもてなし。
さて、ツアー初日(3日)。
レンタカーのウェルキャブ車を今回も借りてのドライブ。
ハイエースで、車いす2台がそのまま乗り降り可能な
スペースがあり、荷物もたくさんつめて、とっても楽でした。
10時頃自宅を出発し、
香川の坂出でさらにひとり仲間が加わり総勢6名に。
まずは丸亀の骨付き鶏にかぶりつき。うまうまでした。
今回の旅行も「食べること」中心になることを予感させるスタート。
相方は幸いなことに、食べることとしゃべることは
まったく進行しておらず、ありがたいなと思います。
そのあと愛媛・今治のタオル美術館に寄りました。
ぼくは2回目でした。
イベントもやっていて、無料でぜんざいもいただきました。
夜は湯ノ浦温泉のお宿に。
とっても広いお部屋と、温泉に大満足な初日となりました。
きのう(31日)は、
勤労者通信大学入門コースの教科委員会で東京出張。
名古屋を上から眺めるの図。
テキストづくりは大詰めです。
まあ、初めて開設するコースなので、
完璧とはいえませんが、
なんとか形になるまでこぎつけました。
募集を成功させたいです。
アップを忘れていましたが、
金曜日(27日)の夜も、「無期転換ルール」学習会で講師。
岡山医療生協労組にて
そもそも有期雇用自体が例外であるべき。
ヨーロッパで
労働者は賃
生活は1年単位ではない。
有期での雇用がまかりとおっている
終了後、感想交流や、
質問もあれこれ。
他労組からの参加もあり、活発な学習会でした。
今日(30日)のお昼は、
倉敷医療生協労組の「無期転換ルール」学習会。
本日はコープリハビリ病院にて。
しつこい
同一使用者との有期雇
労働者の申し込みで無期(期間の
転換できるようになる制度です(20
労働組合の運動しだいで、
このルールは良くも悪くも転びます。
しっかり学習する場を
つくる必要があると感じます。
今日(28日)はさきほどまで、
生協労組おかやまの中央執行委員会で学習会講師仕事。
「働き方と人権―人権感覚をみがこう」という
テーマで1時間ほどあれやこれや。
人権とは、私が私でいられるためのことがら。
すべての国民が生まれながらにしてもっている自由や権利。
では人権を具体的にあげていくと?
労使関係は立場の強弱がはっきりしていて
人権侵害が起きやすい領域。労働組合の意味。
「人間らしさ」のものさしで議論するトレーニングを、など。
今日(27日)はさきほどまで、
倉敷医療生協労組パート部の「無期転換ルール」お昼休み学習会。
本日は水島協同病院にて。
メリットがぴんとこないという感想が複数。
医療生協の場合は雇い止めの不安もまあないですし、
労働組合に入ることをためらうこともないし、
たしかに「今までと何が変わるのか」という点では
打ち出し点がピンとこないのかなと思いました。
もう1回あるので、語り方考えよう。
以下、講義の概要です。
1。無期転換って?
◇有期契約通算5年で無期<期間の定めがない>へ
転換可能に(労働者の申込み必要)
*「同一の使用者との間で、有期労働契約が通算で5年を
超えて繰り返し更新された場合は、労働者の申込みによ
り、無期労働契約に転換します。このルールは、有期労
働契約の濫用的な利用を抑制し、労働者の雇用の安定を
図ることを目的としています」(厚生労働省HP)
2。労働契約のそもそもを考える
◇使用者と労働者とは、法的には対等な契約関係。だが。
*そもそも使用者のほうが立場が強い。企業にとっては、
「いつでも雇い止めできる労働者」を一定かかえてい
るほうが、経営上都合がよい。必要でなくなればやめ
てもらう。
◇有期雇用とは
*企業の都合が雇用の安定より優先。調整弁。正規は無期。
パートや契約社員、派遣労働者など、非正規雇用のほと
んどは有期雇用。立場が弱いところに集中。より立場が弱く。
*ヨーロッパでは無期が原則
(有期雇用は合理的理由がなければ認められない)
*労働者にとっての不利益点(一般的な特徴)
・雇い止めの不安。収入たたれる。新しい雇用先を見つけ
なければならない労力。
・雇い止めの不安から、①使用者と労働条件を交渉しにくい、
②職場で意見が言いにくい、③有給休暇など当然の権利
行使がしにくい、④労働組合に入ることをためらう。
・契約期間中はやむを得ない理由がない限り辞職できない
(無期は2週間の予告期間をおけば自由に辞められる)。
じつは有期雇用のほうが辞めにくい。
3。無期転換がなぜ大事なのか
◇有期雇用の不利益点の改善
*雇い止め(契約不更新)の不安の解消。労働条件や職場
改善についての意見が言いやすくなる。正当な権利行使
もしやすくなる。労働組合に気がねなく入れる。
*雇用の継続による職場の質の確保。知識・技術・人間関係の蓄積。
◇無期転換を勝ち取った事例
*生協(coop)では、パートやアルバイトなどの多くが有期
雇用で働いていたが、労働組合のねばり強い交渉と取り組
みにより、約35,000人の無期雇用転換が実現している。お
かやまコープは3年から無期転換できるようになっている
(労組の要求で法律以上のルール)。
◇なにより、人権の観点から。
*労働者はモノではない。生活は有期ではない。労働契約も
人間らしいものに。
4。職場の仲間に伝えていこう
◇自動的に無期転換にはならない。労働者本人の申込みが必要。
*「通算5年」は2013年4月以降の期間がカウントされるので、
2018年4月に申込権が発生する。現在、有期雇用者の約3割
が5年以上同じ職場に勤めている(全国平均)。無期雇用転
換の集団申請を運動として組織しよう。
◇口頭での申込みも可能だが、申込み書式もあるので活用を。
理事会に周知徹底努力させよう。
◇不当なことを許さない
*医療生協ではあまりないと思いますが、無期転換ルールを
口実にした雇い止めなど違法・脱法行為が起きる可能性の
ある職場もある。そういう人がいたら、迷わず「労働組合
へ相談を」と伝えよう。
◇メリットをわかりやすく伝える
*労働組合の役割・価値とセットで。労働条件にこだわり、
議論するトレーニングを積もう。その人の状況や考え方に
あわせた働きかけを。デメリットはない。自信をもって。
◇引き続き、正規と非正規の格差や差別の解消をともに求めていく
*非正規労働者が「集まる」「語りあえる」「聴きあえる」場
をたくさんつくろう。
*処遇改善には、当事者自身が声をあげる必要がある。パート
労働者の要求可視化。そして数が多いほど交渉力が高まる。
仲間を増やすることが底上げに。
*じっくり、ていねいに、労働組合の役割を伝えたい。納得と
共感が必要。声をあげる勇気、たたかう覚悟は、仲間がいる
から湧いてくる。仲間を増やそう。
相方がALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されて、
だいたい1年がたちました。
今年3月に体調を崩して以降は、ほぼ安定し、
好きな旅行にも次々と行くことができ、
彼女らしい生活が一定できていると思います。
もちろん進行は確実にすすんでいるわけですが。
きのう(25日)午前はその相方と、
相方が仕事で関わっていた医学生さんとのお
彼女を慕ってくる人、たくさんいます。
きのうは、来年からは現場で研修医の3人でした。
無事に国試をパスしてもらいたいと強く思いました。
午後は上肢
購入補助申請の医師判定
これ、腕の動きがかなりスムーズに。
動かせる範囲も広がります。
でも、このMOMO、
まだ岡山で申請OKになった例はない、
つまり前例がないので、
自治体交渉ふくめ、いろいろたいへんでした。
使える制度
苦労がありますね。
相方を担当していただいているリハビリの方や、
保健師の方、ケアマネさん、メーカーの方ふくめ、
ほんとうにたくさんの人が動いてくれて、
ようやく判定までこぎつけました。感謝です。
でも日本って、ほんと、患者自身が動かないと、
行政とかからの情報って、ほとんどこないんですよね。
困ったものです。
今日(24日)はさきほどまで、
倉敷医療生協労組パート部の「無期転換ルール」お昼休み学習会。
玉島協同病院にて。
同一使用者との有期雇用契約が通算5年たつと
労働者の申し込みで無期(期間の定めがない)契約に
転換できるように(2018年4月から)。
労働者にデメリットなし。
メリットしかない制度です…!
周知徹底必要。
非正規労働者が声をあげる足場をつくる取り組みです。
(今度レジュメ全体アップします)
最近読み終えた本。
少々疲れているため、難しい本は読んでいません。
『その島のひとたちは、ひとの話をきかない
~精神科医、「自殺希少地域」を行く』
(森川すいめい、青土社、2016年)
日本で自殺率がとても低い地域(自殺希少地域と
いうらしい)に、精神科医の著者がフィールドワークに出て、
その要因を探る、という内容。その特徴は、
①困っている人がいたら、今、即、助ける
②人間関係は疎で多
③意思決定は現場で
④見て見ぬふりができない
⑤解決するまで関わる
⑥不確かさに耐える/寛容
⑦対話主義。
『銀翼のイカロス』(池井戸潤、文春文庫、2017年9月)
半沢直樹シリーズ第4弾。航空会社(モデルはJAL)を
めぐる銀行の債権放棄の話。
うーん、半沢直樹シリーズではイマイチか。
航空労働者のことがまったく描かれない。銀行中心のストーリー。
『花咲舞が黙ってない』(池井戸潤、中公文庫、2017年9月)
テレビドラマにもなった、あの花咲舞の続編。
相変わらず相馬との軽妙なやりとりがおもしろく、
トントン読める。
半沢直樹も登場するとは、なかなかやりますな。
『助け合いたい』(さいきまこ、秋田書店、2017年10月)
漫画。雇用環境の劣化、貧困な社会保障が
凝縮した内容で、読んでいてしんどかった・・・。
でもよく取材されていて、ポイント押さえてるなあーという感じ。
家族による助け合いの限界、
生活保護に対するスティグマ(恥だと思う)なども。
人権感覚をもった医療ソーシャルワーカーが神に見えた。
おすすめ。必読です。
いま『学習の友』に連載している「労働組合のむこうに」。
2回目となる11月号には、
女性労働者たちのたたかいの歴史をふりかえりながら、
いまある現実をつくってきた力について書きました。
「よかった」という感想がいろいろなところから
届いています。こんなに早く感想が届くのも初めてかも。
どんなに現実が強固で変わらないように見えても、
仲間と手をつなぎ声をあげてきた人びとの努力により、
変化はつくられてきました。
歴史を学ぶことで、それが見えてきます。
歴史を学ぶことを、あらゆる運動のなかで、
もっともっと大事にしてほしいと思います。
歴史を学べば強くなれます。
いろいろなことが見えてきます。
総選挙明けの本日、
気持ちをあらたに次の努力を開始していきます。
2回目の原稿の最後の部分を引用します。
* * * * * *
今年はじめ、イギリスの女性参政権獲得のため
の壮絶な闘いを描いた『未来を花束にして』とい
う映画をみました。「あきらめない」ことは、
「あきらめる」ことよりずっとたいへんなことだ
と痛感しました。「ここまでしないと、女性たち
の声は届かなかったのか・・・」と。まさに苦闘で
した(ぜひ映画をみてください)。
じっさい、声をあげても現実はすぐに変わらな
いことも多いと思います。ときにはあきらめ、絶
望することもあるかもしれません。声をあげ続け
る勇気、たたかい続ける覚悟は、1人では支えき
れません。でも仲間がいれば、あきらめない力が
わいてきます。
頑張れないときも、仲間がいればちょっとお休
みもできます。ジグザグありながらも、たくさん
のあきらめなかった人びと闘いが、新しい現実を
つくり出してきました。それが歴史の教訓です。
人間らしさにこだわり、仲間の力を最大限むすび
つけ、仲間とともに現実を変えるために行動する
労働組合の役割は、今もこれからも、とても大き
いのです。
* * * * * *