長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

街の中心にゆとり空間を

岡山駅前にショッピングモール
「イオンモール岡山」が11月からオープンする。

(写真:完成予想図)

 f:id:benkaku:20130426181947j:plain


きょうも近くを通って、着々とすすむ工事を見た。

ぼくは、商業施設の建設による「街づくり」に

まったく共感できない。

 

ぼくが市長だったら、ここに市民が

自由に集ったり

憩える広場(公園)をつくるために努力すると思う。

 

ヨーロッパの街の中心によくある広場は、

市民が自由に集え、文化と交流が育まれる空間だ。

そんな空間がほしい。

(もちろん、たたかいの「集会」としても使える)

 

倉敷にも大きいショッピングモールが2つもあるけど、

それが倉敷の価値を高めているとは思えない。

美観地区との融合性もない。人が買い物にきているだけだ。

だいたい、50年ももたないでしょう。こういう施設は。

 

岡山市には日本3大名園の後楽園があるわけだから、

岡山駅前に現代アートと市民の文化交流が

できるような(金沢の21世紀美術館などをイメージ)、

空間をつくり、後楽園と路面電車でむすぶ。

 

「公園文化都市・岡山」なんてどうでしょ。

 

日本の土地利用は、

ほんとうに「資本の論理」が生々しく貫徹される。

街がどんどん住みにくくなる。

 

街の中心に、もっとゆとり空間がほしい。

人が集える空間がほしい。

 

岡山駅のまん前の土地をどうつかうのか、

100年先を考えてほしい。