岡山駅前にショッピングモール
「イオンモール岡山」が11月からオープンする。
(写真:完成予想図)
きょうも近くを通って、着々とすすむ工事を見た。
ぼくは、商業施設の建設による「街づくり」に
まったく共感できない。
ぼくが市長だったら、ここに市民が
自由に集ったり
憩える広場(公園)をつくるために努力すると思う。
ヨーロッパの街の中心によくある広場は、
市民が自由に集え、文化と交流が育まれる空間だ。
そんな空間がほしい。
(もちろん、たたかいの「集会」としても使える)
倉敷にも大きいショッピングモールが2つもあるけど、
それが倉敷の価値を高めているとは思えない。
美観地区との融合性もない。人が買い物にきているだけだ。
だいたい、50年ももたないでしょう。こういう施設は。
岡山市には日本3大名園の後楽園があるわけだから、
岡山駅前に現代アートと市民の文化交流が
できるような(金沢の21世紀美術館などをイメージ)、
空間をつくり、後楽園と路面電車でむすぶ。
「公園文化都市・岡山」なんてどうでしょ。
日本の土地利用は、
ほんとうに「資本の論理」が生々しく貫徹される。
街がどんどん住みにくくなる。
街の中心に、もっとゆとり空間がほしい。
人が集える空間がほしい。
岡山駅のまん前の土地をどうつかうのか、
100年先を考えてほしい。