長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

ろうどうくみあい講座6回目

昨夜は、倉敷医療生協労組での
「超入門!ろうどうくみあい講座」の6回目でした。

参加6名(うち青年5名)。
1年目のリハビリ職員が
参加してくれたのは嬉しかった!

講義テーマは「労働者の権利と労働組合」。

*なぜ働くルールが必要なのか
*働くルールの根本には基本的人権がある
 ・13条、25条、27条など
*労働基本権(憲法28条)の意味
*労働組合の学習教育活動の役割
*「おかしい」と思うためには知識が
 「おかしい」と言うためには労働組合が必要
*労働基準法の原則を学ぶ
 ・1条~6条までの内容と意味
*労働基準法はあくまで「最低限度」
*働くルールをしっかり学んで権利行使を
 ・福祉保育労作成「法令順守度チェック表」
*日本の異常はきわだっている
*ILOの到達に学ぶ
*権利行使のためには労働組合が欠かせない

てな感じでした。

労働法の基本原則を学ぶこと、
そのおおもとに憲法があること、
この認識を広げるには、
地道な学習活動しかないのであります。
労働組合のある職場でも、
こうした学習は圧倒的に足りていません。
引き続き、コツコツがんばります。


講義後の交流も、
「ILO条約の3割しか批准していないのに驚いた」
「権利の自覚を広げること自体が重要な課題と
いうのは、自分もまわりもそうだと思った」
「コツコツ学習の機会をつくる大切さを認識した」
「先進国なのに労働法は最低水準ということに驚いた」

など、良い交流ができました。