長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

沖縄そばをいただいたあと、労働時間問題の学習会

きのう(17日)は18時から
岡山医療生協労組の連続学習会の2回目、
「労働時間とはなにか」でした。

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学習会とセットで行われている労働食堂(略して労食)、
きのうは、沖縄そばがメインメニューでした。すごいぞ。

おいしく夕食をいただいたのち、9名参加で学習会に。

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労働時間とはそもそも、労働時間の変遷、
労働時間を制限させるたたかいの歴史、休みは人権、
日本の労働時間はなぜ長いのか、法律的な規制、
残業大国ニッポン、賃金不払い残業について、
処方せんを考える、労働組合の役割、
まともな労働時間への国民的合意を。

という感じの話を30分で。

感想交流では、
「こういう話をもっと多くの人に学んでもらうことが大事だ」
「休みをもっと取れるようにしてほしい」
「ILOの有給休暇条約で2週間まとめて労働者に与えないと
いけないという規定は知らなかった」
「日本は時間には厳しい国だが、労働時間はあいまいだ」
「職場のシフトの関係である曜日だけ休憩がどうしても
30分しか取れない」
「法律的な制限をやはり勝ち取るしかない」

など、さまざまな意見が出され、よい交流になりました。


日本の労働運動は賃金闘争中心できたので、
労働時間問題はいつも相対的に位置づけが低いと思います。
時短を勝ち取らなければ、活動のエネルギーも生まれて
こないんですけどね。集まれないし。
なんとかしたいです。