長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「家事労働と働き方」について学習と交流。

昨夜(18日)は、
倉敷医療生協労組で若者中心にしている月イチ有志学習会の3回目。
若い人中心に参加は5名(女性4、男性1)。

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「家事労働と働き方」というテーマであれこれ。

家事労働の私的経験、家事労働を具体的にみてみよう、
ジェンダーがもたらす家事労働負担のゆがみ、
労働時間と生活時間のバランスを調整できること、などなど。

交流も楽しかった。
家事労働は他人からは見えない部分も多く、
興味津々の議論だったみたいです。

以下、参加者の感想です。

■1人暮らしなので、家事労働は少ないのですが、
実家にいる時は母がほとんど家事をしていたなぁ・・・
と思い出しました。今度実家に行ったときは手伝い
をして孝行しようと思います・・・。男性が家事労働
をしたくてもできない職場の風潮もあると思うので、
なくなるような風土が必要だと思います。

■育った家庭環境では、家事、育児全部わが家では
母がしていて、父はまったくしなかったので、
それがあたり前のような状況でした。学習をして
様々考える機会があると、少しずつは変えていける
のかなと思いました。また参加したいです。

■私自身は男性として家事をがんばっていたつもり
でしたが、実際は、女性の側に負担がかかっていた
のだと実感させられました。職場や社会の状況が
変わっていかないと、男性が家事をがんばりやすい
社会になっていかないと感じました。

■わが家では夫が比重が高いので、ぐさぐさきまし
た・・・(笑)。「男性が長時間労働で、女性に負担
がかかる」という社会の構造ができあがっている
ので、男性女性関係なく、定時であがれて、賃金の
格差のない、ゆとりのある働き方に変えていかないと
いけないですね。働き方改革はそれの逆をいってる!

■家事、育児がこんなに大変とは思っていなかった。
ジェンダー規範のところでは、自分の家でもそうな
ので非常に納得した。家庭環境が影響しているため、
家事は女性がするものという考え方を変えていかな
ければ、労働も変わっていかなと思う。