長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

参加の半分以上が静岡でした(@_@)

きのう(15日)午後は、
「労働組合たんけん隊version2023」第5講座の土曜回でした。
「組織化の基本技術—コミュニティ・オーガナイジングを使う」。

アクセス数は少なかったですが、
静岡県評(県労連)の常任幹事のみなさんが19名で視聴、静岡学習協も7名と、
約50名の参加のうち半分以上が静岡でした!

次回最終回!

ここで、金曜回の参加者の感想をいくつか紹介します。

 ■私が、最初にコミュニティ・オーガナイジングを学んだのが
2017年の1月でした。それから、何度か学習会に参加したり、
本を読んだり、全労連の1日のワークショップも受け、大事な
ことだから労働運動の中に広めなければとずっと思ってきました。
ですが、県労連の役員のみなさんに参加を呼びかけてもなかなか
重要性が上手く伝わらず無視され、かといって職場レベルで
実施する機会もつくれず、疲れてしまいました。まとまった
分量のワークショップで系統的にやるのが大事だということは
理解しているつもりですが、大上段に構えすぎては浸透しない
気がします。あと、あのワークショップはタイムキープがきついし、
レベルが高すぎて、元からそれなりにコミュニケーションの
能力が高い人じゃないと無理です。もっととっつきやすい
ものが欲しい、傾聴とか自己開示だけでも学習して
トレーニングできれば違うのにとかいろいろ考えていたところ
だったので、今回、長久さんから具体的に取り組みやすいことを
提案していただいて、すごく良かったです。一歩一歩
取り組みを進めていきたいと思います。ありがとうございました。
あと、集会などでのスピーチのときにパブリックナラティブを
意識して話すといい感じになるのは実感しています。しゃべり方が
たどたどしかったときでも、内容が良かったとほめられました。

■今回も、様々なお話をありがとうございました。「自身の
経験を織り交ぜて、説明を行う」というところで、実際の長久
さんのお話をお伺いして、本当に内容が生き生きと具体性を
帯びて伝わってくることが理解できました。コーチングについては、
「伴走者」というお話をお伺して、今までコーチングへの意識が
薄かったのですが、立場を超えてそのような意識を持つことは、
職場にとって良いことではないかと思えるようになりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

■昔はこのようなコーチング等の理論はなかったような気がします。
日々の経験の積み重ねで組合活動をしていたと振り返っていました。
理論に基づいた緻密な訓練が必要だと思った。

■長久さんのストーリーを聞けるなんて、感激でした。“学習する
ことで自分が作り替えられているという感覚”は自分にもあった
なぁと思って聞いていました。本や学習協の講義で生き方の筋の
ようなものを見つけられたと思っています。そして、現在進行形で、
まさに長久さんの学習会で今までになかった視点や知識を得られて
どんどん作り替えられていると感じています。ありがとうございます。
コミュニティ・オーガナイジングというと、キャンペーンの展開が
真っ先に頭に浮かんで、コーチングや関係構築を身近に引き付け
られていませんでしたが、会議の中でのペアトークや少人数での
話し合いの場面でも十分実践できることだったということに気づけた
のが一番大きな収穫でした。