長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

リアル200人の前からパソコン前でのひとり語りへ

きのう(9日)は午後から、
全日本民医連の職員育成指針実践交流集会で講演。
「発達の土壌づくりを担うみなさんへ」をテーマに60分あれやこれやと。

職員育成の実践交流を200人の全国の仲間が集まって交流する。
これだけで十分価値のある、たいへん有意義な時間です。
私の話はまあ添え物程度で。好きなことをしゃべりました(笑)
でも思ったより反響がよくて安心しました。


講演と質疑の終了後、すぐさまホテルに移動。

ホテルに入って夜はホテルの部屋から
学びの森(オンライン全国労働学校)のオンライン講義でした。
「変化を起こすための技術と練習-対話と戦略」をテーマに60分。

変化をつくるためのパワーづくり。
つながるのためのコミュニケーションと戦略づくりをあれやこれやと。
さっそく感想をいただいた方の内容がピリピリときますね。

■今回の内容は今までいっぺんも聞いたことがないもの
ばかりで、それでどうして組織活動ができるんだ、と
叱られているような、耳の痛い話でした。長久さんの
ようなお話のできる人は〇〇県にはいません。本当に
びっくりしました。明日からどうやって生きて行ったら
いいんだと路頭に迷うような感じさえしました。この
講義レジメを大切にして今後の身の振り方を考えて行き
たいと思います。今まで私の育ってきた経過というのは
大学入学早々に先輩たちに取り囲まれて、我々の前には
これこれの問題がある、日本の前途にこれこれの危険な
兆候がある、学生や労働者からはこういう要求が出され
ている、情勢はこうだ、などと言われて(アジられて)、
運動の大義名分(旗)だけ掲げられて(見せられて)
活動に入って行った、ついていったのだと思います。
それで学生時代から通算すると50年間やって来て、定年
退職となり職場がなくなり、後ろを振り向いてもついて
くる人もいない、後継者がいない、これから若い人たち
をどうやって組織して行くのかという大変な課題があり
ます。また力ある先輩たちが次々とあの世へと旅立ち、
本当に独りぼっちという寂しい気持になっていたところ
に今日の講義でした。それで「自分に欠けていたのは
これだな」と思いました。前途多難ですが今日教わった
ことを頼りにしてこれから頑張っていきたいと思いました。