長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

学びの森全7回が終了。好評でした☆

昨夜(16日)は
「第1期学びの森~オンライン全国労働学校」の第7講義、最終回でした。
リアルタイムで40数名が参加。

「個人も組織もパワーアップ~参加型の組織文化に」を
テーマに学びました(講師長久)。

交流では「学びの森に参加してどうだった?」を聞きましたが、
よい評価をたくさんいただき、次につながる学びの場になったと思います。

島根から参加の保育士さんは、12月からの島根県学習協の
労働学校にも仲間を誘って参加するということを表明されていて、
次につながる動きも生まれた。

労組関係では生協労連が個人受講13名と最も多く、
グループ感想交流でも司会を担ってくれる人が多く頼りになりました☆

運営の面では、チェックイン交流、講義、グループ感想交流、
有志参加の交流と、毎回問題なくスムーズに行え、
学習会のあり方としても好評で、
今後の学習会文化の発展に寄与したのではないかと思います。

ただ最大の課題はやはり募集。若い人と女性の参加の比率をあげたいです。
講義内容や交流はたいへん良かっただけに、もったいなかったなあと。

以下、第7講義の感想文をいくつか。

■最後にとても実践的な現実生活に即した講義でした。職場
でも組合でも心理的安全性のある組織づくりはとても大切で、
でも難しいなあとも感じました。次のリーダーを育てるには
とても大切な考え方だと思います。

■心理的安全性とは優しい組織ととらえがちだが、目的を阻害
することには厳しくしなければいけないことが良くわかります。
つい最近にも、会議で人の意見を否定され、心理的安全性が
なくなった経験をしたことや、厳しく対話しなければいけない
事例があっただけに、再確認したところでした。

■今回も初めて聞くようなことばっかりで、こういう話はもっ
と前に聞いて身につけておいたら良かっただろうなと思いま
した。私の過去を振り返ると、学生時代も就職してからの
組合活動の中でも「要求から出発して」とよく言われ、まず
要求アンケートを取る、要求で討議するというのが組織活動
の一般的なスタイルでした。それでも結局のところ闘争方針
は執行部が提案して、みんなで議論はするけれども、普通の
人は意見をあまり出さず、ほぼその通りに1年間動いていく
という感じでした。それよりも参加型の組織を作ることが
大事だと今日教えられました。その場合も批判を慎んでなれ
合いでやって行くのではなく、ちゃんと間違いは指摘しあい、
違う意見に出会っても、ちゃんと議論する、そしてあたたか
くも厳しい組織にして行くことが大事だと言うことだと思い
ます。こういうことは経験を積まないと出来ないことでも
あるので、言うは易く行うは難しで、どれだけしっかり出来
るかわかりませんがチャレンジして行きたいと思います。
7週間にわたってお世話して下さった長久さんどうもありが
とうございました。長久さんだけでなく周りに協力された
スタッフの方々もおられたかと思いますが、みなさん本当に
ありがとうございました。このオンライン労働学校で学んだ
ことを胸に明日から頑張って行きたいと思います。