長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「いろんなことがつながりました」

今日(28日)は午前中、
私も組合員の「生協関連・一般労働組合」の第16回定期大会に。

f:id:benkaku:20190928134441j:plain
いち参加者でもありましたが、10時からの学習講演のお役目も。

テーマは「自分の時間は自分のものー労働組合の役割」。
『学習の友』の時間エッセイを読んでいた役員さんからのご要望。
ゆとりと労働組合から入り、労働時間の歴史的変遷、
8時間労働の意味、有給休暇や余暇は人権だ!
と、がっつり語りました!
感想交流が10分しか時間とれなかったのが反省点。

終了後、
ひめ本を買いに来てくださった参加者の方が、目を輝かせて、
「いろんなことがつながりました。ほんとにこういう学習は大事」と
熱く感想を語られたのが嬉しかったです。

大会の討論を聴いていても、
現場の状況や労働組合活動は簡単な状況ではありません。
が、こうした集まって、学びあって、交流することで、
よし、またがんばろう、と思えるんですよね。
ここにうまく目標設定や戦略が結びつと、
グッと前に行くと思います。
そうした学びも今後提供していきたいです。

「もっと余暇の時間をつくりたーい!」

昨夜(26日)は、
倉敷医療生協労組の青年有志による学習会。

f:id:benkaku:20190927095527j:plain

水島協同病院の敷地内からみた空がステキでした。

この有志学習会、めっちゃ久しぶりでした。
中心になるワカモノに、「2~3人でも気軽にやろうよ」と働きかけ。

結果、
女性ばかり3人の参加で開催(事務系2人、管理栄養士1人)。
最初、ひとり大幅に遅刻するとのことで、
かなりの時間、あとの2人と雑談。
仕事のこと、家族のこと、趣味のこと、
アクトやジャンボリーのこと、旅のことなど話題はあちこちに。
こういうの大事だなあ。

f:id:benkaku:20190927095619j:plain

遅刻のひとりが到着のち、短時間で「労働組合のそもそも」を。
よい交流と学びの時間になりました。感想文は以下。

■労働組合の初歩的なことについて知ることができた。
ゆとりが生活の質につながるということを改めて実感
した。残業が最近多くて少し疲れていたので、今日の
話はすごくためになった。ありがとうございました!

■なんか、新入職員?だからか分かんないけど、いつの
まにか仕事中心の生活になってました…!! もっと余暇
の時間をつくりたーい!と思いました(笑) ありがとうご
ざいました!

■ゆとりがその人らしさをつくる、ということが印象に
残った。労働組合の活動が楽しいものであると周りに
伝えていきたい。ぜひ次回も参加したい。

第1講義は10月3日! 人間の手について

f:id:benkaku:20190926142742j:plain


93期岡山労働学校が、
来週木曜日(3日)に開校します。

第1講義は、「人間の手について~手がつくりだしたもの」。
①手を使って生きている意味
②手をどう使うかはあなた次第
③手渡されてきた自由・人権・平和
という内容になります。

毎日あたりまえに、特に意識せずに使っている「わたしの手」。
そもそも人間にとっての「手」の意味、
そして手渡すという人間文化についても考えます。

1回目なので誰でも楽しめる自己紹介交流の時間も。

単発参加も大歓迎です。詳細はチラシを参照ください。
よろしくお願いいたします。

長野民医連の社保学校へ

きのう(25日)は長野日帰り出張。
朝イチの新幹線で移動でした。

f:id:benkaku:20190926095316j:plain

塩尻駅をすぎると、北アルプスが。雲が微妙にかかってましたが。
でもやっぱり山をみるのはいいですなあ。

f:id:benkaku:20190926095440j:plain

10時40分より、
松本市内で長野民医連の第33期社保学校の第2クール。
この社保学校は、2年に1度の開催ですが、
2017年のときも、2015年のときも呼んでいただき、
今回で3回目でした。

午前中は相方の話をメインに70分。

午後は日本国憲法の歴史的背景や尊厳について。
2ラウンドの講師と往復9時間の移動でした(苦笑)。

みなさんそれぞれの受けとめがあったようで、
有意義な議論ができたようでした。ありがとうございました。

労働学校募集推進ニュース「猛ダッシュ」5号

f:id:benkaku:20190924101932j:plain

93期岡山労働学校の募集推進ニュース「猛ダッシュ」の
第5号です。見出しは、
「いよいよ来週木曜日開校! 申込み25名。林精研労組が9名!」。

記事のおもな内容は以下です。

【25名中、初受講は14名】
いよいよ10月3日(木)の開校がせまってきました。
受講申込みは、林精研労組の9名を筆頭に、25名。
目標の30名まで最後の広がりをつくりたいと思います。
そして25名のうち、岡山労働学校を初めて受講する
人は半数以上の14名。フレッシュな顔ぶれが多い、
ワクワクする労働学校になりそうです。

【女性が多いのも今期の特徴】
さらに今期の特徴として、25名の申込みの男女比は
女性15名、男性10名になっていて、バランスがいいです。
さらに申込み者のうち20代・30代は25名中15名で、
若い人がたくさん参加します。
第1講義「人間の手について」は、①手を使って生きて
いる意味、②手をどう使うかはあなた次第、③手渡され
てきた自由・人権・平和、という内容の講義です。
さらに自己紹介交流の時間もあり、楽しく過ごせる工夫が
満載です。来週木曜日を、たくさんの参加で成功させましょう!

【こんな職場から受講してます~現在の申込者(25名)の所属は以下】
*林精研労組 9名
*岡山医療生協労組 5名
*民青同盟 3名
*岡山市職労 2名
*生協労組おかやま 1名
*福祉保育労 1名
*その他・未組織 4名

ソワニエ授業、今年度も無事に終了ー!

さきほどまで、
ソワニエ看護専門学校での15回目の授業。

やっと今年度も終了ー!!!

いつも最後おわると、ホッとします。
でも忙しいと、なかなか新しい授業準備、
しなくなっちゃうんですよね。

もちろん語り方は毎年変化があるのですが。

まあ、反省点もふまえながらも、
とりあえず自分におつかれ、と言いたい。

おつかれ、自分。

土曜は徳島へ、日曜は名古屋へ

土曜日(21日)は、今月2回目の徳島。
10時から徳島民医連の1年目職員研修でした。

f:id:benkaku:20190924095252j:plain

「ものの見方・考え方、日本国憲法」をテーマに12時半まで。
ディスカッションのようすを見ていても、
慣れていないというか、トレーニング機会がないので
しょうがないのですが、見ていてハラハラします。

若い人が自由に意見を出しあえる空間を
もっとつくらないとなあと思います。

終了後は、
以前岡山にいて現在は徳島で働いているワカモノとカフェでお茶。
ほー、ついに結婚ですか、広島ですかの話に。
まあどこに行っても大丈夫でしょう。未来に幸あれ!

 

 

日曜日(22日)は、名古屋、金山へ。
生協労連東海地連・第19回労働学校での講演でした。
一昨年も呼んでいただき2年ぶり。

f:id:benkaku:20190924095443j:plain
内容は、いつものように労働組合のそもそもを休憩はさみ80分。
持参した『ひめは今日も旅に出る』5冊はあっという間に売れるも、
わが著書は1冊しか売れず(^_^;)

名古屋滞在3時間20分で、とんぼ返りでした。

目標達成の達人になるためのポイント

さきほどまで、とある若手専従者との
スキルアップ研修4回目。

前回に引き続き、
目標達成の達人になるためのポイント解説。
長久の労働学校運動での実践例を紹介したのち、
一般的特徴として、以下の点を強調した。

【関係構築―1対1対話】
*人は、自分に関心をもってくれる人に、興味をもつ。
*自分の話をよく聞いてくれる人には、その人の話も聞こうという姿勢になる。
*信頼関係。いざというとき力をかしてくれる人をどれだけつくれるか。

【未来から逆算して考えている】
*未来のビジョンが明確で、逆算して目標(通過ポイント)を設定する。
*目的が明確でモチベーションを駆り立てるものに。
*何のためにその未来を引き寄せるのか。
*自分の姿と、誰のためになるのかを、つねにイメージしている。

【自分の目標をまわりに公言している】
*プレッシャーをかける。公言しながら自分でワクワクする。
*協力してくれる人が増える。

【目標達成の具体的な行動計画を細分化】
*とにもかくにも細分化。その行動計画を粛々と実践していく。
*細かいステップで目標に向かっている(階段形式)
*量的変化を継続できるか。ルーチン実践で自己肯定感をあげる。
*「時間」を利用する。時間の区切りを上手く自己コントロールに使う。

【力の集中】
*達成したいことに力を集中する環境をつくる。
*やらないことを決める(決断)。

【考える時間の確保。そして書くこと】
*目的・ビジョン・ゴール・目標・行動計画を具体的な言葉にしている。
*文字にして書くことは、セルフコーチングに最適。
*書いたことが自分に問いかけてくる。書いたことと向きあう。
*書くことで、ワクワクするイメージを具体化する。感情を動かす。
*夜や朝に、考える時間(ノートに書き、向きあう時間)を意識的につくる。

93期岡山労働学校の内容紹介!

f:id:benkaku:20190918162024j:plain



開校まで2週間。

募集活動を進めていますが、受講生は現在21名。
若干勢いが衰えてきています。
そこで、募集推進ニュース「猛ダッシュ」の
第4号を内容押し出しの中身にして発信!しました。
見出しは「体験!学びのおもしろさ。」となっています。
記事のおもな内容は以下です。

「あたりまえのなかにある本質にふれたとき、
世界を見る目が変ります。そんなワクワクする体験を、
労働学校でしてみませんか。93期の内容を紹介します」

■10月3日(木)第1講義 「人間の手について」
人間と手の歴史は。手のもつ力。手をどんなふうに使いたいか。
人間が手をつなぎあう意味も考える。

■10月10日(木)第2講義 「“わたし”とは」
絵本を題材に、さまざまな「わたし」、
変化する「わたし」を考える。社会的存在である「わたし」とは。

■10月18日(金)第3講義 「生活と働くこと」
毎日あたりまえに「生活」している。そもそもを探求。
生活の質と働くことの本質的つながりを考える。

■10月24日(木)第4講義 「人間の言葉について」
言葉のもつ役割と、言葉をみがく大事さについて。
話し言葉と書き言葉。人を助け、傷つける言葉の力。

■10月31日(木)第5講義 「事実と変化をつかむ」
人間の認識は、かならず部分から出発する。
そこから認識をどう深め、広げるのか。事実と変化の法則性。

■11月7日(木)第6講義 「社会認識のつくり方」
社会を知るための、直接認識と間接認識。
メディアリテラシーをどう育てるのか。社会を認識する技術。

■11月14日(木)第7講義 「憲法の人間観」
憲法に刻まれている人権の意味。人間の尊厳や、
個人の尊重の意味を深め、現代社会の人間観を考える。

■11月21日(木)第8講義 「人間の時間について」
時間を認識できるのが人間。時間をどう使うのか。
時間を奪っているものは何か。生き方と時間。

≪こんな職場から受講してます≫
~現在の申込者(21名)の所属は以下です~
*林精研労組6名、岡山医療生協労組5名、民青同盟3名、
岡山市職労2名、生協労組おかやま1名、福祉保育労1名、
その他・未組織3名

目標達成本でモチベーションをあげている

最近読み終えた本。


『なぜか好かれる人の「わからせる」技術』
         (馬場啓介、サンマーク出版、2016年)

f:id:benkaku:20190918140810j:plain

馬場さんのコーチング本3冊目。
うーん、ちょっと内容がイマイチ。
もちろん参考になるというか、
自分がやってきたことの確認として役立つことはあったけど。
内容とタイトルにズレもあるような。


『野の花あったか話』(徳永進、岩波書店、2015年)

f:id:benkaku:20190829115715j:plain

タイトルどおり、あったか話に心ほっこり。
徳永ドクターの言葉自体があったかいんだよなあ。
ほんと、尊敬してます。
鳥取の地域性もにじみ出てきていて、やっぱり在宅ケアはいいなと。


『コーチング・バイブル 第3版
     本質的な変化を呼び起こすコミュニケーション』
   (ヘンリー・キムジーハウス/キャレン・キムジーハウス/
    フィル・サンダール、CTIジャパン訳、東洋経済新報社、2012年)

f:id:benkaku:20190918140923j:plain

類書と同様、自分の活動や、
運動や組織にどう応用していくかを念頭に読んだ。


『最高の結果を出す 目標達成の全技術』
              (三谷淳、日本実業出版社、2019年7月)

f:id:benkaku:20190918140909j:plain

最近このての本をたくさん読んでいるが、
共通するところはほぼ同じ。つまりそれが目標達成の勘所。
細かい相違点は、良いとこどりをして、運動や組織に応用する。
まずは実践!ワクワクする目標をたてよう。


『未来への大分岐』(マルクス・ガブリエル/マイケル・ハート/
       ポール・メイソン/斎藤幸平・編、集英社新書、2019年8月)

f:id:benkaku:20190918140854j:plain

刺激的な理論・思想交流。
資本主義に代わる新しい社会を構想し、豊かに語ること。
社会運動の大事さを強調していることにも共感した。
現代の危機を反映した議論。


『老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの』(増本康平、中公新書、2018年)

f:id:benkaku:20190912162451j:plain

いろいろ新しい知見を得られた。
人間の記憶って、ほんと、奥が深いですな。
著者が若いことにもびっくり。


『旅ドロップ』(江國香織、小学館、2019年7月)

f:id:benkaku:20190918140839j:plain

旅にまつわるエッセイ。恥ずかしながら、初・江國香織。
なかなか良い。ああ、もっともっと旅がしたい。


『楽天で学んだ「絶対目標達成」7つの鉄則』
             (小林史生、日本実業出版社、2018年)

f:id:benkaku:20190918140824j:plain

引き続き目標達成本を読んでいる。
「目的は1つ、手段は無数」「徹底的なアクションの洗い出し」
「とにもかくにも因数分解」などが自分のなかでヒット。
労働学校を絶対成功させる。モチベーションアップ。

淡路島に旅行に行ってきました。

3連休(14日~16日)は、
「行けるときに行っとこうツアー2019 第4弾in淡路島(泊まりは舞子)」

快晴でのお出かけ!!
淡路島まで約2時間~。瀬戸大橋~徳島経由で。

f:id:benkaku:20190917102128j:plain

お昼はさっそく淡路島の食材たっぷりイタリアン。
美味しく大満足。

この日、暑いのでうろうろは少しでしたが、ジェラートも。

f:id:benkaku:20190917102218j:plain

そしてお宿の目の前は明石海峡大橋。広いお風呂からの眺めが素晴らしい。
まあ、でも素晴らしかったのは景色だけで、
ホテルの対応とかはイマイチだったかな。安かったですけど。

f:id:benkaku:20190917102330j:plain

f:id:benkaku:20190917102345j:plain

2日目は、酷暑&観光客の多さで疲れながらも、
ジェラート、海と花々の景色、焼肉、最後は夜景を楽しめました。

ハプニングありつつ、無事に1日過ごせました。
いや~それにしても、淡路島のにぎわいすごいです。

3日目もスムーズにいかないことが多く、
あまり観光できませんでした。
夕方、無事に帰宅。3日間、天気に恵まれました。

車からの景色が素晴らしいのですが、
運転手なためインスタ映えならず(インスタやってませんが)。
旅は人生と同じでぶっつけ本番。だから楽しい。

f:id:benkaku:20190917102514j:plain

淡路島地ビールで旅をふりかえりました。
やはり連休中の旅行は、事前準備がいつも以上に必要だなと反省。
でも何ごともなく帰ってこれたので、よしとします。

次の行っとこうツアーは、来月、紅葉の青森へ!!

5年後の自分にむけて

今日(13日)、45になった。

2080年までの人生設計においては、
半分もきていない、イチ通過点。
でも50が近づいたなという新鮮さはある。

ちなみに自分の仕事のピークは60代と考えているので、
まだまだこれからである。
(80歳ぐらいで活動の一線からは徐々に引こうと思っている)

最近、仕事に集中できている。
相方の介護体制が昨年と比べて充実していて、
ヘルパーさんのやりくりに頭を悩ませることがほぼなくなったこと、
ワンオペ時間の激減もおおきい。

で、誕生日が近づくにつれ、
「50歳になったとき、どんな仕事をしていたいか?」と
考えるようになった。
5年後の自分の姿である。

いま、本当に強く、日本社会を変えたいと思う。
不必要な痛みや苦しみが多すぎる。
生きる選択肢が狭められている。
せめて、すべての人の人権が大切にされる社会にしたい。
国をこえて、ともに生きる社会にしたい。
そのために、社会運動・労働運動を強くしたい。
そこが弱いままでは、政治は変わらないから。

それが「5年後の自分」にむかうモチベーションであり、原動力である。

【2024年を労働学校100名受講でむかえる】
順当にすすむと、2024年10月3日(木)が、
103期岡山労働学校の開校。
この日を、100名の受講者でむかえている。
岡山の社会運動・労働運動の活動家をつくっていくペースを飛躍させている。

【リーダー(活動家)研修のプロコーチになる】
労働学校の飛躍に加えて、活動家育成のもうひとつの柱として、
活動技術のトレーニングができる
研修プログラムのパッケージ化をすすめ、実績を積み重ねている。
私自身は、2022年に、活動技術をやさしく伝える本を出版している。

【学習協事務局長のバトンタッチ】
近年の講師依頼の増加で、講師活動だけで
生活できる展望が開けている。
この新しい条件をいかし、早ければ来年、
遅くても2020年には岡山県学習協に2人目の専従者をむかえている。
そして2024年4月の総会で事務局長をバトンタッチしている。


…あまり描くゴールが多いと分散されるので、
大きな枠として考えているのは以上の3つ。
もちろん、「失敗しないダイエット」と違い、
ひとりだけの努力で実現するものはひとつもない。

でも、
結果は選べないが、行動は選べる。

5年後の自分や運動にむかって、日々の行動を選択していく。
3年後、1年後、来月、来週、明日。
未来むけての行動を考えるのは楽しいしワクワクする。

もちろん健康第一で、
相方との時間も変わらず大事にしたい。

みなさん、応援よろしくお願いいたします。