今日(19日)の午前中は、
ソワニエ看護専門学校での
5回目の授業でした。
「働くということ」の後編で、
「雇われて働くということ」を
メインテーマに。
雇われる人と雇う人。
雇用契約(労働条件)をむすぶ。
でも対等でない。なぜ? 的なお話。
日本の雇われ組の現状は、
学生のみなさんには
驚きの連続だったようであります。
(教えてくれないもんね・・・)
労働組合の大切さも
がつがつと語り・・・。
以下、感想文多めに紹介。
◆今日は働くとは何か?について、
労働環境について学びました。日本
では多くの人びとが残業し、酷い
条件の中、働いていること、また
過労死と隣り合わせになっている
ことを知りました。そのために労働
組合は労働者を守るという意味で
とても大切であり、社会保障の充実
も必要であると感じました。働いて
いくうえで、健康に働き続けられる
ことができないと意味がないと感じ
ました。
◆今日、先生の話を伺って、日本の
労働条件の悪さに驚愕しました。
外国と比べると余計に・・・。看護師は
もちろんやりたい仕事ですが、資格を
取ってしまえば安心という気持ちも
正直ありました。でも労働組合のこと
とか考えて、就職しなければいけない
んですね。こういった事に目を向ける
機会をいただけて良かったです。
◆非正規雇用が全体の雇われ組の
4割を占めていることに驚きました。
それはまた、なるべくして非正規に
なっていると感じました。子どもがいて、
育てながらフルタイムで働くことなんて
できない。また、私も子どもを育てな
がら働いたことがありますが、保育園
から会社によく電話がかかってきて
早退したことがよくあります。そんな時、
私は一生パートのままでしか働けない
なあと思いました。会社にとって、
“おにもつ”になっている気がして、気が
重たかったです。でも、こういうことが
問題になっていることを知り、改善して
いってほしいなあと思いました。
◆労働についての話を聞いて、やはり、
働く側が弱い立場にあるのだと感じた。
僕たちが目指す看護師は、人手不足で
大変な環境だが、少しでも改善される
ようにしたい。
◆今日の授業を聞いて、外国の賃金の
高さや、非正規社員の多さにとても
驚きました。
◆本日の授業では現在の日本の労働
状況について深く学ぶことができま
した。日々働いていくために、賃金、
労働条件など生活していくために大切
なことであるが、一番は自分自身の
労働の中心である身体を健康に保つ
ことが大切であると思いました。
◆700円程度の時給ではとても1人で
生きていくことはできません。日本には
労働組合があり、不当な労働条件を
訴えることもできますが、会社の中には
これを訴えると査定に響くことがあり、
労働者の声が雇い主に届いているか
どうかは疑問です。
◆自分の身体が健康でないとはたらく
ことができないと改めて思った。人間
らしく労働することは必要!
◆資本主義社会では働くのは大変なん
だと思った。
◆自分の身体、労働力を売っているの
かあ、と考えると、労働組合、団体交渉は
大切だなと思った。雇う人の方が立場が
強いというのが当たり前の世の中が
まずおかしい。雇用者も労働者も立場は
対等のはずである。よくよく考えてみれば
どこの企業もブラック企業すれすれだっ
たり…。
◆岡山県の最低賃金の安さに驚き
ました。私が将来、病院で就職する
際には、労働組合があるか、確認して
仕事をしたいです!!(笑)
◆岡山の最低賃金の低さに驚き
ました。女性の非正規雇用が多い
ので、日本の労働環境を改善する
べきだと思いました。男女ともに、
もっとゆとりをあたえるべきだと
思います。就職は労働組合がある
ところにいったほうが安心だなと
思いました。
◆外国の最低賃金の額には驚いた。
日本で生きていくためには、お金が
たくさん必要で、働くしかない! この
世界との差はなんだろう? 少しでも
配慮があれば、肩の荷が少しだけ
降りるのに・・・。私は仕事のやりすぎ
で死ぬのは嫌だ、でも働かないと、
という思いがある。少しでも気持ちよく
仕事をするためにはどうすればいい
のだろう。少し仕事をするのが恐いと
思った。
◆私も以前就職した先で、働き
始めてすぐに、「残業はあなたの
仕事が遅いせいもある」と言われ、
現実が厳しいことを感じました。
しかし、辞めることもできす、仕事が
残っていても定時になるとタイム
カードを切り、また仕事に戻る・・・を
繰り返していました。学校に入学
するまでの数年間、その職場で
働いていましたが、人がみるみる
辞めていき、いつもカツカツでまわ
していました。授業中、そんなことを
思い出していました。