長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「有限である時間や生き方を大切にする」

昨夜(19日)は、倉敷医療生協労組の青年有志学習会。
ひとり青年の「学習したい」要求から出発したもの。

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結果、青年部メンバーにも告知し、
参加したのは4名(全員女性でした)。

「お金ってなんだろう」をテーマに、
資本主義社会ではお金が欠かせない、
生活費にやたらとお金がかかる日本、
お金の質と量の矛盾、貨幣の歴史、
賃金を得るために時間を切り売りする労働者…など。

感想交流も楽しかったです。
自主的な学習会ですから、雰囲気もいいですね。

以下、感想文です。

■お金の仕組みがよく分かりました。オランダの
年金水準を初めて知ったのと、日本の低さに驚き
ました。安心して暮らせる社会にするためには、
いろんな知識を身につけて、自分で行動しなけれ
ばいけないと感じました。

■年金の水準の差に驚いた。時間がとても大切だ
と感じた。お金にしばられすぎるのも良くないな
と思った。

■いま、将来の学費とか家で、不安がいっぱいです。
ヨーロッパだと学費もかからず、公的住宅もあるの
に・・・。お金をかせぐため(生活するため)に、自
分の時間がギセイになる・・・。こうした仕組みを変
えたいですね! お金のそもそもの話がきけて、お
もしろかったです。みんなのお金への考えもおもし
ろい!

■老後が心配で今回の学習会を開催していただきま
したが、有限である時間や生き方を大切にすること
が大事だと学んだ。お金を貯めても、いまの日本経
済のことを考えると貯めるだけではいけないと思う。
他国の社会保障制度の良さや、雇用条件の良さなど
を知り、日本の環境の悪さを改めて感じた。ありが
とうございました!!