長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「光のほうへ向かって 活動を続けること」

昨夜(4日)はオンライン学習会
「ヒロシマ・ナガサキ 被爆の実相—核兵器の非人道性」でした。

リアルタイムで約110名のみなさんが参加。
今年の原水爆禁止世界大会に参加する方もたくさん参加されていました。
きのこ雲の下で、1人ひとりが強いられた死と生。
被爆の実相普及こそが、核廃絶の土台となる力です。

さっそく寄せられた感想を紹介します。

■70分という短い時間のなかで被爆の実相をまとめて
いただきありがとうございます。特に若い世代の組合員に
観てほしいと思いました。いままでも様々な人の被爆の
証言や絵にふれる機会がありましたが、今日のお話も
はじめて聞く内容ばかりでした。被害者一人ひとりに
人生があり家族がある。分母が大きければ大きいほど
個というものが軽んじられ、ひとくくりにされる。
本当にそういうことだと改めて思いました。最後の
高校生の運動のとりくみが今なお先輩から後輩へ継承
され続いていることをはじめて知りました。今の若い
世代にはこうした運動を広めるのは難しいと思い込ん
でいた自分に気が付きました。私も日本人としてできる
ことをしていかなければと心新たにしました。

■参加させて頂いてよかったです。冒頭の「被爆の実相
を学び伝える視点」の「個人の痛みを知り、それを浮き
彫りにしてこそ、核兵器の本質にせまれる」ということ
を学び、思い出したことがありました。毎年新婦人で
「高校生の描いた原爆の絵展」をしているのですが、
昨年、地元の公民館で開催した時に「戦争は絶対にして
はならない」「このような展示はぜひ毎年おこなって
ほしい」という意見をたくさんもらうのです。ですが
「この趣旨自体は素晴らしいが、核も防衛上必要なの
ではないか」「あなたたちの言っていることは理想論だ」
という方も少数ですがいたりします。やはり、くり返し
被爆の実相に触れる機会をつくることの大切さを再確認
しました。いくつも資料を準備してくださり、本当に
言葉に言い表せないむごさを感じました。最後の
高校生1万人署名活動に希望を感じました。サーロー
節子さんの「光が見えるだろう?そこに向かってはっ
て行け」との言葉に、とにかく光のほうへ向かって
活動を続けることだな、と改めて確認させられました。
ありがとうございました。

■本日は、ありがとうございました。今回の学習会で、
私がやりたいと漠然と考えていたことが、整理でき
ました。まだ家族としか話していない、最近考えている
私の夢や目標。海外から広島の平和記念公園に訪れる方に、
碑めぐりガイドをし、被爆の実相や核兵器の非人道性を
伝えたい、英語で語れるようになりたい、世界中の方
と核兵器廃絶に向けて語り合いたいです。核兵器廃絶、
私が生きている間に実現させたい。こんな話ができる
方とたくさん出会い、夢の実現に向けて微力ながら、
私にできることを探していきたいです。