長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

学びの王道なのであります

開校まであと1週間となった
「弁証法と社会発展史教室」。

弁証法?
社会発展史?

岡山労働学校らしくない
オカタイ内容だな!
とチラシを見て思われた方も
いるかもしれませんが・・・

いえいえ。
87期の戦争と人間教室よりも、
ある意味、身近な学びです。

すぐに役立ちそうな知識は、
学ぶ動機が「近くに」あります。
いっぽう、こうした「理論」は、
「別に学ばなくても困らなそう」に
見えます。距離が遠く見えます。

でも、哲学も、歴史を学ぶことも、
遠回りにみえて、
日々の仕事や活動に役立ち、
日常の営みを更新していく
王道の学びです。

わたしも、最初に弁証法を
学んだとき、肩の力がすっと
ぬけるといか、
ああ、生きるっておもしろいな、
と思ったんです。

わたしたちは
さまざまなもの(対象)との
つながりの中で生きている。

自然、社会、人間、職場・・・。
そのつながりのあるものが
どのようなあり方やつながり方を
しているのか、ということを、
そもそもから考えるのが
弁証法の心得です。

弁証法を学ぶことで、
活動でのブレも少なくなりました。
というか、ブレながら、
ゆれながら前進するのが
弁証法なんだ!と、
ブレることをコントロールできる
ようになったというか。

そして社会の発展法則。

「いま」につらなる過去をさかのぼり
その歴史を学ぶことで、
歴史を動かす力は、この日常にこそ
あるのだ!と、
自分の立ち位置がみえてきました。
歴史を学べば、「いま」を深くとらえる
ことができるんです。

そんな自分自身の学びの経験も
ふまえて、
やわらか頭を育てる弁証法、
歴史の進歩と自分の立ち位置が
見えてくる社会発展史を、
みなさんと学びあいたいと思います。

ぜひ、
88期岡山労働学校へ!

毎週木曜日開催。
単発参加も可能です。