19日の午前中、
松本市内で長野民医連4年目研修の講師。約80
ものの見方を中心に人間観や社会認識をどう磨く
あれやこれや。
冒頭は日野原重明さんの話から哲学の
なんと岡山で学生時代を過ごした「るがちゃん」が
4年目
十数年ぶりの再会で最初誰かわからなかった…。
相方と
わざわざ来てくれて感激で
19日の午前中、
松本市内で長野民医連4年目研修の講師。約80
ものの見方を中心に人間観や社会認識をどう磨く
あれやこれや。
冒頭は日野原重明さんの話から哲学の
なんと岡山で学生時代を過ごした「るがちゃん」が
4年目
十数年ぶりの再会で最初誰かわからなかった…。
相方と
わざわざ来てくれて感激で
そんでもって本日(18日)は、
夕方から長野の松本へ移動です。
明日午前中は松本市内で講師仕事、
終了後すぐさま移動して、夜は富山市内で講師仕事です。
がんばります。
そろそろ出発します。
医師の日野原重明さんが亡くなられた。
110歳ぐらいまではご活躍されるもんだと思っていたので、
正直驚きました。そして残念です。
日野原さんの著作は何冊か読みましたが、
医師としてはもちろん、豊富な教養や人間的感性、
人間をどうみるのかなど、たいへん学ばされてきました。
10年前の「全国革新懇ニュース」での
発言も、医療従事者の学習会などでよく紹介させていただきました。
731部隊のこと、核兵器のこと、
そして安保条約の廃棄まで言及されていてびっくり。
「現代人に必要なのは戦う勇気より平和を守る勇気」
「私は命を守る医者です。命を脅かす最大のものが
戦争です。だから私は日本が軍隊をもつことに同意
できないし、平和運動に徹するのは医者の務めです」
きのう(17日)、
行けるときに行っとこうツアー2017 第5弾in函館から
無事に帰宅しました。
3泊4日のゆかいな食い倒れツアーと化してましたが、
現地に行かないと味わえないものを食べられる幸せを満喫しました。
そして相方は旅仲間のサポートもあり、
温泉にもつかれて大満足。
ここ数か月、シャワーしかできてなかったので、
格別の気持ちよさだったみたいです。感謝です。
北海道で「酷暑」「大雨」というニュースも流れていて
心配された方もおられましたが、
函館近辺は札幌や帯広などよりは5℃ぐらい低く、
そこまでではなかったのも幸いでした。
正直、最近の進行具合をみていて、
「もしかしたらこれが最後の行っとこうツアーになるかも」と
思ったりもしていました。
でも現状にあわせたサポートができて、無事に楽しめました。
「よし次も」の意欲もむくむく。
どこまで続くのか、楽しみながらのチャレンジです。
函館の夕陽。
函館山からの眺望。夜景はさぞかし綺麗なんだろうなあ。
だれでも参加OK!月刊誌『学習の友』の読書会☆
記事を読みあわせて感想交流するだけ。
みんなで読むと受けとめの違いもわかって面白い。
8月8日(火)18:30~。
地方自治会館2階(岡山市北区春日町)です。
8月号を使います。読者でない方でもOK。参加無料。
今年最大の書き物仕事の最終段階。
ここ2日、これだけにほぼ集中してました。
ぼく、書くの好きですけど、怖さもあるんですよね。
書いたものはずっと残りますから。
「ほんとうにこれでいいのか?」って悩みます。
形になるのは秋頃でしょうか。
明日からは、
「行けるときに行っとこうツアー2017 第5弾in函館」。
3泊4日です。
相方の病気(ALS)ですが、徐々に進行しています。
今はもうほとんど歩けません。
人によって進行の仕方がちがう病気なのですが、
今のところ、しゃべったり、
ものを食べたりというのはまったく問題なし。
コミュニケーションや食生活は今までどおりできるので、
これはほんとうにありがたいです。
函館で、
美味しいものをたくさん食べてきたいなと思います。
最近読み終えた本。
『中国人の本音―日本をこう見ている』(工藤哲、平凡社新書、2017年5月)
毎日新聞記者で、中国総局に5年間勤務した経験をもとに、
中国人のリアルにせまる。
日中はお互いをもっと知るべしと強調されていたことに共感。
生活・文化レベルで。ほんと、中国庶民の生活、知らんなあ。
『今日も一日きみを見てた』(角田光代、角川文庫、2017年6月)
初めて猫を飼うことになった角田さんの猫エッセイ。
名前はトト。
うちのにゃんずとはだいぶん性格がちがうなあと
思いながら楽しく読む。
この小さくやわらかい生き物にどれだけの
人間が救われているのだろう。不思議だ。
『君がここにいるということ~小児科医と子どもたちの18の物語』
(緒方高司、草思社、2015年)
1話読み終えるごとに、「ふー」と深呼吸しないと進めない。
病気と子ども、病気と患者、病気と医療者。
深く、問いかけられるエピソードばかり。
小児科医の著者の誠実さにも胸うたれる。
『仕事と暮らしを取りもどすー社会正義のアメリカ』
(遠藤公嗣・筒井美紀・山崎憲、岩波書店、2012年)
従来型の労働運動では、もっとも困難な立場の
労働者の権利擁護ができない。
生まれてきたのは、コミュニティのネットワークを
駆使したボトムアップ型の運動。日本も学ばねば。
岩手2日目(9日)午後のミッションは、
民青同盟岩手県委員会での学習会でした。
委員長がぼくの書いたもの(本や論文)を熱心に読んで
くれていて、「岩手にくるならぜひ」と
声をかけてくれました。ありがたいですね。
盛岡市内の某所で13時半から3時間ほどの学習会でした。
「『人間らしさ』をつかまえる」がテーマ。
準備したレジュメを朝読み返したらちょっと難しくて、
「これはもっと距離を縮めないと」と思い、
レジュメどおりにまったく進まない講義になりました(苦笑)。
でも、こ
質問したらすばらしい反応が返ってきたり、
わかいみなさん
委員長は、東日本大震災後に
青年運動に関わるようになったそうです。
2011年3月11日の震災は、ほんとうにいろんな人の
人生を変えてしまったけど、だからこそ、
大事にしたい価値観や、人生の模索を
若い人に問いかけた出来事でもあったんだと、
あらためて感じました。
岩手2日目(9日)の午前中は、
温泉宿から花巻駅に移動し、さらに東北本線で
盛岡まで。
人生初の岩手なんで、ずっと風景を眺めながらの
のんびり移動でした。
緑があざやかでした。
盛岡駅に着いてから、
宮沢賢治も愛したという岩手山を眺めつつ、岩手県立美術館に。
建物が広くてシャープな感じでした。
美術館のひんやりとした空気感が好きで、
知らない土地に来ると、美術館に行くようにしています。
1時間ほど展示物を眺めました。
美術館も久しぶりだったかも。
土曜日(8日)は、朝から伊丹空港へ移動し、
岩手県の花巻空港へびゅんと。
午後、第42回岩手県医療研究集会での講演仕事でした。
テーマは「患者さんの人権、私たちの人権~人権感覚をみがこう」
100人ほどの参加でした。
人権とは尊厳とは人間らしさとは。
あれこれあれこれ90分。
大切なものは目にみえない(by星の王子さま)。
ちょっと後ろほうからはホワイトボードを
見にくかったかも。すみません。
夜の交流会にも参加させていただいたのですが、
岡山の医労連とはだいぶん雰囲気ちがうなと。
組織人員も岡山より多いんですね。
なにより、ほんとうに単組がいろいろでバラエティあります。
医療産別って感じでしたね。
楽しい交流のあと、久しぶりに
温泉宿(花巻南温泉峡あたり)でまったりしました。
今日の午後は、ソワニエ看護専門学校での10回目の授業。
「憲法の人間観」というテーマでしたが、
そもそも憲法とは? というところを丁寧に丁寧に
説明することに時間がかかり、
尊厳とは? というところまで辿り着きませんでした。
夏休み明けに持ちこしなり。
あらためて、学校教育における主権者教育の
不十分さを感じる時間でもありました・・・。
知識だけじゃなくて、
人権感覚を育てるトレーニング機会が必要かと。
以下若干の感想。
■憲法って中学校の頃習ったと思うのですが、細かい
ことなど全くおぼえていなかったので、改めて知れて
よかったです。
■戦争時代を思うと、人権があることはとても恵まれ
ていることなんだと思った。1人ひとりみんな違うし
それぞれ自由があるし、そのことを誇りに思って生き
ていかなければと思った。
■高校の公民の授業を思い出しました。人権といわれ
てこんなにあるのかと驚きました。今の憲法ができる
前までとても生きづらい時代だったんだろうなあと思
います。
■日本人なのに、日本の仕組みを全然わかっていませ
んでした。改めて、憲法について学んでみてとても興
味を持ちました。憲法と法律の違いすらきちんと理解
してなかったことが少し恥ずかしかったです。少しず
つ知ってみたいです。
■人権について深く考えたことがなかったので、今、
あたりまえにあることがすごく幸せなことだと感じま
した。
■人権という言葉はよく聞きますが、意味まで考えた
ことがありませんでした。
■今日は思ったより話が難しかった。憲法はよくわか
らないけど、憲法によって守られていることは分かり
ました。
■憲法のことを何も覚えていなかった。親として人と
してちょっとはずかしいと思った。
■憲法、まったく知りませんでした。はずかしいです
ね・・・。憲法に私たちは守られているんですね・・・。
だから平和にすごせるんですね。
先日(6月11日)の「えひめ母親大会」での
講演感想文が届きました。
みなさんの力になれたようで良かったです☆(以下)
■わかりやすく、明るく、力強いお話に力をいただき
ました。テレビでニュースをみて腹が立ち、落ち込ん
でいた私、こんなことではいけないなと力をいただき
ました。体もだんだんとしんどくなり、どうにもなら
ないとあきらめの毎日でしたが、今日は、元気をもら
いました。
■同じ仕事をする人には同じ賃金を与えるべきという
法律が日本にはないと、初めて知って驚いた。言葉は
言霊(ことだま)というように、言葉には力がある。
言葉を大切に使うことが必要。「抵抗とつながる女性
は美しい」なんと素晴らしい言葉か。今日えひめ母親
大会に集まっている私たちは美しい!!これからもず
っと美しくありたいものだ。
■女性の地位が低いことは、まだまだ日本は後進国だ
という事だと思います。特にこの講演に心に残ったこ
とは、人間の尊厳とは何だろう「歴史を学ばないとわ
からない」ということでした。ユニークなフランスの
貧困の尺度でした。
■大変良かったです。特に男と女のジェンダー、役割
分担が近代に行ったのは印象に残りました。
■久しぶりに労働者協会の方からの話を聞きました。
大変素晴らしかった。20歳代で初めて聞いたことを思
いだしました。
■わかりやすく楽しく拝聴しました。
■大変わかりやすい。スクリーンも理解の助けになる。
人と話すときも伝えやすい。
■話がわかりやすく、改めて勉強をしなければと思い
ます。
■「私が私であるために」と主役となる人生。歴史か
ら学び世界の中での日本のおかれている位置は変え
ていかなければと強く思った。
■大変わかりやすくよくまとまり、ユーモアもありよ
かった。
■わかりやすくとてもよかった。また聞きたいと思った。
■人間らしさの切り口。面白くて楽しかった。共謀罪の
早わかり。わかりやすい内容、説明!
■人権、ならされる。学習し、意識を磨くことで男女差
別にも気づくことができる。停滞気味だった自分の気
持ちの“活”を入れてもらった感じ、元気が出ました。
■個人個人がしっかりしていないと大変な時代になって
いくと思った。人権感覚を磨く場、社会への参加の大切
さを強く思いました。ありがとうございました。
■人権感覚を磨いていく必要がある。-自分の考え方を
変えることで世の中が変わる。(他人を変えることは
無理)自分が立ち上がること!だと私は思います。
■わかりやすく良かった。政治がダメなのがわかった。
■私たちの普通と思っていた生活が世界では底辺だった
こと。私たちの年金が給料に対してどうしてこんなに
低いのか?せめてフランス並みにあげてほしい。ひた
すらかくして、ごまかしてが、今の政治。あきらめず
変えていくことが私ども、ばぁちゃん・じいちゃんの
最後の仕事です。未来をつなぐ子・孫たちのために。
■共謀罪絶対反対―勉強しなければ。参加してよかった
です。私が私であるために。
■長久さんの講演がわかりやすくとてもよかったです。
人権の自覚が大切だと、つくづく思いました。
■本当によく理解できた。納得、いろいろな攻め方、
説き方、話し方があるんだなあと感心しました。公民
館婦人講演でもいいなと思える切り口。
■戦争だけはしてはならない。孫たち又戦争を大変だ
ったことを知っている私には若者が20歳くらいの青年
が何も言えずお国のためということで亡くなられたこ
とを思うと腹立たしく思います。
■わかりやすかった。良かった。
■人権のことについて、よくわかる話で非常に良かっ
た。自分の思っていることが言える社会でなければ
いけないと私もそう思う。
■はっきりくっきりこんな素敵な憲法があるのに?何
で何で~と安倍政権をおかしさが通る世界に対して、
日本女性は力をつけないとーあきらめないことの思い
を強くしました。
■「私」が力をつけたとき「私たち」も「社会」も変
わる。講演内容が特に心に残り前進の手掛かりとなっ
た。良かった。
■日常生活の中でも憲法に保障されている基本的人権
を主張して意識していきたい。日本の年金水準は人
間としての生活は送れない。人間の尊厳を守り生き
ていきたいと思った。憲法を知り権利を主張して生
きていたい。貧しさに慣れている。
■家庭内でのジェンダー問題。嫁として43年を振り返
り、嫁としてあるべき姿を明治時代の親世代から伝え
られ必死で生きてきました。長久さんのお話を聞いて
「私が私でいられること」を考え、自分らしく次世代
と共に育ちたいと思いました。
■お話わかりやすかったです。