さて、新年から、本格的に販売していきます。
『ものの見方たんけん隊』(学習の友社・1,000円+税)
この本は、『学習の友』『民青新聞』へこれまで
書いたものをまとめた1冊です。
日常、職場、社会、活動のなかの
「あたりまえ」を探検します。
集団での読みあわせ学習にも適していると思います。
なにより「学ぶっておもしろいな」と思えるような読み物、
ものの見方の入門書となっています(たぶん)。
概念の正しさを「説明」するような哲学本ではなく、
現実のなかから「ものの見方」を点検・発見していくスタイル。
若い人に、ぜひ手にとってもらいたいと思います。
郵送でのお申込みは学習の友社までお願いします。
(電話03-5842-5641・Fax03-5842-5645)
岡山県内の方は、岡山県学習協および岡山平和書房まで
ご注文をいただければありがたいです。
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さっそく年末に、
福岡の民青同盟の青年から、
「すぐに読みたいので4冊送ってほしい。
高校生との学習会にも使いたい」
とか、
大分の方からも4冊注文があり、
「年末に帰省した息子2人にプレゼントした」
など、
嬉しい出来事がありました。
岡山の民青の青年が「班会の学習会で使いたい」
と言ってくれているなど、
こうした活用が広がってくれると、ありがたいです。
労働組合でも活用できる内容になっていると思います。
私はこの本の「はじめに」で、
「17ある話、どこから読んでいただいても大丈夫です。
基本的に一話完結です。ていねいに、最初から読む
必要もありません。また、それぞれが比較的短いです
から、学習会などで読みあわせ、感想を交流しあうとい
う活用方法もうれしいです」
と書きました。
この本は、「使ってもらえる本」としても
広げたいと思います。
読んで終わりじゃなくて、読んで討論が生まれるような。
内容についての意見や批判もふくめ、
この本を踏み台にしてほしいなと。
とりあえず、
岡山での販売を広げるために、
しばらくは行商して歩きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
以下、もくじを再掲しておきます。
はじめに
第1部「あたりまえ、の内にあるもの」
①モノのうしろにあるもの
②通勤する、ということ
③住む、ということ
④賃金をめぐって
⑤時間のなかで生きている
⑥集まる、ということ
⑦聴く、ということ
⑧カフェのなかから
第2部「ものの見方と人間らしさ」
①サラバ、決めつけ・先入観―ものの見方の出発点
②私たちは成長できる!―可能性に線を引かない
③ねばり強い努力の大切さ―変化の法則性
④苦しさのなかから生まれるもの―強い根をはる
⑤いつもいいこと探し―発展における否定と肯定
⑥初心を大切にする―あたり前の人間らしさを土台に
第3部「科学的社会主義のものの見方・考え方」
①現実を読みとく力―史的唯物論
②変化をとらえる弁証法
③事実から出発する唯物論