長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

憲法を自分ごととして

きのう(17日)午後は、
林精神医学研究所(民医連加盟)の4年目職員研修で、
「日本国憲法と人権感覚」の講義。

会場の写真撮るの忘れ、病院玄関の写真を1枚。

持ち時間は2時間半と長いので、あれこれあれこれ。

職場の研修会での憲法学習なので、学ぶ動機づけ、
憲法を「自分ごと」として考えてもらうような導入を心がけています。
憲法を日常的に読む機会がない、
議論する機会が少ないなかで(民医連は機会があるほうだが)、
遠い存在と感じる憲法とは何なのか。

相方の話から入り、尊厳とは何か、
慣れない力、理念や価値観で現実を照らすこと、
ギャップと向き合い変える実践の意味。
そして憲法とはそもそもを解説し、人権の条文ひとつひとつの意味を語ります。

 感想では、

「医療に関わる自分たちは、患者さんや利用者さんの
人権についてまず考えてきたが、人権は自分自身のもの、
自分の人権をしっかり守ってこそ、という話にハッとした」

「4年目で仕事にも慣れて、当初感じていたような違和感も
薄れてきてしまっている自分に気づいた」

「自分自身の人権感覚が問われれるような話だった。
明日からまたがんばりたい」

など、受けとめ交流も良かったです。