火曜日(19日)の夜は、
倉敷「ものの見方・考え方」講座の3回目でした。
この日は主力で参加していただいている
倉敷医療生協労組が団体交渉日ということで、
参加は4名。しかし、この講座に初めて参加の
人が2名いて、しっかり学びあいができたと思います。
この日のテーマは「労働者とは―資本主義社会で生きる」
でした。
◇資本主義の「生産活動」のあり方
◇労働力とは何か?
◇労働力商品の再生産
◇労働力を売り続けなければならない労働者
◇じっさいの雇用契約は対等ではない
◇競争をどのように制限するのか
など。
参加者の感想文です。
◆今は経営者も雇われ的な人もいて、資本家と
聞いてもピンとこないところもある感じがしました。
◆社会保障はそもそも労働者のためのものという
話と、ストライキをしない組合は恐くないという話が
印象的だった。労働者が自分の権利を行使すること
守ることのためにたたかう必要があると思う。
◆労働力とは何かという講義が印象に残りました。
その労働力を大切にするということが重要です。
自己責任ではなく、制度的・法律的・組織的に保障
する。そのためには、労働者階級として生き、団結を
ひろげることが必要です。それらのことが、よく理解
できました。
◆私たちは生活し生きていく為に労働力を売るしか
ないのですね。仕事をやめたら収入もなくなり食べて
いくことができない。適切に労働力を何十年と長持ち
させ再生産させる働き方=健康で文化的な、ゆとりの
ある生活をすることが重要なのだということが、自分の
中で明確になりました。また、“失業の権利”というのも、
驚きな言葉でした。生き生きした生活、人間らしい生き方
をしたいと思います。全ての働く私たち労働者の権利なの
だから――。