長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「私たち労働者の権利なのだから」

火曜日(19日)の夜は、

倉敷「ものの見方・考え方」講座の3回目でした。

この日は主力で参加していただいている

倉敷医療生協労組が団体交渉日ということで、

参加は4名。しかし、この講座に初めて参加の

人が2名いて、しっかり学びあいができたと思います。

 

この日のテーマは「労働者とは―資本主義社会で生きる」

でした。

 

◇資本主義の「生産活動」のあり方

◇労働力とは何か?

◇労働力商品の再生産

◇労働力を売り続けなければならない労働者

◇じっさいの雇用契約は対等ではない

◇競争をどのように制限するのか

 

など。

 

 

参加者の感想文です。

 

◆今は経営者も雇われ的な人もいて、資本家と

聞いてもピンとこないところもある感じがしました。

 

◆社会保障はそもそも労働者のためのものという

話と、ストライキをしない組合は恐くないという話が

印象的だった。労働者が自分の権利を行使すること

守ることのためにたたかう必要があると思う。

 

◆労働力とは何かという講義が印象に残りました。

その労働力を大切にするということが重要です。

自己責任ではなく、制度的・法律的・組織的に保障

する。そのためには、労働者階級として生き、団結を

ひろげることが必要です。それらのことが、よく理解

できました。

 

◆私たちは生活し生きていく為に労働力を売るしか

ないのですね。仕事をやめたら収入もなくなり食べて

いくことができない。適切に労働力を何十年と長持ち

させ再生産させる働き方=健康で文化的な、ゆとりの

ある生活をすることが重要なのだということが、自分の

中で明確になりました。また、“失業の権利”というのも、

驚きな言葉でした。生き生きした生活、人間らしい生き方

をしたいと思います。全ての働く私たち労働者の権利なの

だから――。