長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

ハラスメントをなくし、心理的安全性のある組織文化を

今夜(7日)は、共産党兵庫県委員会の
第1回ハラスメント学習会でオンライン講師でした。
「ハラスメントをなくし、心理的安全性のある組織文化を」をテーマに
1時間ちょいお話しました。

ハラスメント部分は、大和田敢太さんの『前衛』論文と新書を参考にしました。
組織文化の変革の問題提起もいくつか。

役員のみなさん中心に、兵庫県内の党員なら誰でも参加できたようですが、
みなさんYouTube視聴という形でしたので、何人参加されていたのかは不明。

チャットでの質問も出なかったので、事前の質問などに答え、
司会者の方とのやりとりだけでした。反応は今のところわかりません。

でも継続的な学習会にするようなので、
とても良い取り組みだと思います。

肩の荷がおりて、年末一直線?

懸案だった学習会レジュメを送信!!!
肩の荷が降りた。あとは大晦日を待つだけである(←そんなわけない)。

きのうは午前中、地域の会議。
午後は、第60回山形県社会福祉研究集会(福祉職場で働くみなさんの集会です)で
オンライン講演。山形にはリアルで行きたかったが…(苦笑)。

テーマは「マイクロアグレッションとは?~無自覚な差別で相手を
傷つけないためにできること」。休憩はさみ90分お話しました。
その後グループディスカッション45分して、
各グループの報告をして全体共有。
みなさんの受けとめがヒシヒシと伝わってきて良かったです。

終了後、NHKオンデマンドでブラタモリを見ながら晩酌。
世田谷は人口が90万を超えて23区でトップ。
なぜ世田谷は人が住みたがるのか? で楽しみました。

夜は何もないので7時半ぐらいには布団に入り、今日は2時起き。
パソコンぽちぽちしていたら山陽新聞きたので読み、
それからまたパソコンポチポチ(懸案だったレジュメつくってたのです)。
5時半から7時まで2度寝して、8時半から事務所へ。

土日も仕事したので、今日は早く帰ろっと。

憲法講座はじまる!感動広がった1回目

昨夜は全5回のオンライン「憲法講座~信託と希求を背負って~」の
1回目金曜回でした(まだ申込み間に合います!)。
リアルタイムで約30名が参加。
感想交流では口々に学んだことの感動を伝えあう、
余韻残る素敵な時間でした。

きのうのテーマは「こめられた希求-日本国憲法の制定過程」でした。
日本国憲法の背負っているもの(戦争と人権侵害の歴史)、
憲法の制定過程はどのようなものだったのか、
ベアテ・シロタさんのたたかい、
9条の「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」が
日本の国会議員によって挿入されたことやその意味について。

最後は、この憲法のバトンを受け取って
リレーランナーとして生きる人を広げよう、という話を。
レジュメには入れてなった奥平康弘さんの
「日本国憲法は世代を超えた共同プロジェクト」の言葉も(写真)、

多くのみなさんの心をつかんだようです。お2人の方の感想を紹介します。


■戦争の歴史からできた憲法であることを忘れては
いけないなと痛感しました。そしてその戦争は、
日本という国が加害者であったということも忘れて
はいけないと…伝えていかなければいけないと改めて
考えています。加害者であった国、その国で戦争の
渦に巻き込まれた国民。その結果できた憲法。もう
2度と人権を侵害させない決意。でもそれは信託され
ているもの。気を抜けばまた、侵害される。戦争を
2度としないと国際平和を希求した憲法。でも戦争
する国への変貌を狙う勢力が虎視眈々と狙っている。
まだまだ…完成していない「憲法は未完のプロジェクト」
の憲法。私たちがこの憲法の持っている力と魅力を
最大限生かし、プロジェクトとして継続していかな
ければいけないと感じました。

■今日も素敵な講座、ありがとうございました。
日本国憲法に親近感を感じました。日本国憲法が
できる前の恐ろしい歴史、そこから生まれてきた
ことや憲法をつくるのに携わった人たちの苦労や
熱い思いを聞いてとても感動しました。(いつの
時代も…日本政府のダメさ具合も腹立たしいです。)
ベアテ・シロタさんが素敵すぎます!!!!本当に、
彼女がいたからこそ、今、日本で女性の人権がある
と感じます。(まだまだ足りないところもありますが…)
憲法ができる前の日本人女性の人権が無さ過ぎて、
恐ろしくて悔しくなってきます。その状況を見て、
肌で感じていたシロタさんが、熱い思いで日本人女性
のために頑張ってくれたのは本当に感謝でいっぱい
になりました。レジュメに「先人たちからのバトンを
受け取り、実践するランナーを広げよう」とありまし
たが、本当にその通りで…「日本国憲法があるから
大丈夫」と思うのではなくて、憲法を学んで、理解して、
行動したり、国に守らせようと声を上げたりして、、、
そういう人をどんどん増やして、憲法を活かした社会
にしていくのが、今生きている我々がすべきことだと
感じました。また、そういう社会を子どもたちに手渡
していきたいです。

今日はのそのそと生きる予定

きのう(28日)は午前中、
7時~9時半まで事務所で仕事してから、一瞬帰宅。
ただちに車で移動し『学習の友』配りつつ、
林精神医学研究所の5年目職員研修へ。
「本当に必要なの?防衛費の大増額」をテーマに10:40~12:00まで。

終了後、近くのモスへ。
ランチしながら土曜日の生協労連の第3回次世代役員育成交流会の
レジュメの最終チェック。
過去2回も「人が育つ会議」で講義していますが、今回も同じテーマ。
でもこの1年で私もパワーアップしているので、
レジュメも進化しております。

帰宅し、13時半からふたたび事務所で
パチポチとメールを大量に飛ばしてみる。
16時頃疲れたので帰宅。ちょっと本読んだりお風呂入ったり。

18時から、福島医療生協労組の若手職員交流集会で
「『わたし』と労働組合をつなげるために」のミニオンライン講演。
昨年も同じ集会に呼んでいただき、2回目でした。
最後にメッセージを、とふられたので、
しんどいことや不安はあると思うけど、1人で抱え込まない、
支え合える仲間をたくさんつくってほしい、とお伝えしました。

19時からは岡山市職労の執行委員会で月イチ『学習の友』学習会。
今回は長尾ゆりさんの記事をとりあげ、
教員の働き方について考えました。


やっと喉がよくなってきたなー、1か月もかかったなー、
と思っていたら、今朝はちょっと寒気がする。やばい。

今日は何も予定がなくて助かった。
寝込むほどじゃないけど、のそのそと生きよう。

夜明けを待つ

りくに起こされる。

ときどきではない。毎日である。
昨夜は何もなかったので、
20時過ぎには布団に入る。

23時、1時半、と起こされた。
5時間半寝たからいっか、とそのまま起きて
こんな文章を書いている。

お腹がすくと、彼はやってくる。
枕元にきて、爪をちょっと立て、
私の頭をつつく。

「痛てっ」となって目が覚める。
抵抗してまだ寝ようとすると、何回も爪ちょい攻撃にあう。
「痛さ」は絶妙な手加減で、りくの優しささえ感じてしまう。
憎めない。賢い猫である。

いま読んでいるのは、
佐々涼子さんのエッセイ本『夜明けを待つ』。
「死」と向き合う、真摯な言葉に背筋が伸びる。

2時35分、山陽新聞が届いた。
活字を読みながら、今日も夜明けを待つ。

労働組合そもそもから、雑談たんけん隊

今日(25日)午前中は、生協労組おかやまのパート部会新人研修。
オルガ会館にて。
チェックインでは「休日の過ごし方」の交流もしているのですが、
みなさんそれぞれで楽しい。私のほうからは労働組合のそもそも講義を。
「先輩方のおかげで今の労働条件があることがわかった」
「恵まれてると思った」など。

午後は、オンライン講座「雑談たんけん隊~その役割、そのスキル」
の最後の回。リアルタイムで13名が参加。
少人数だったんで交流がじっくりできました☆
4回合計では80数名の方がリアルタイム参加されました。
今日も雑談ずくしの講義&交流で充実の時間に。
ある方の感想を紹介します。

■雑談って普段はあまり意識していないので、今回のように
改めて雑談を語るという学習は新鮮でした。雑談は嫌いでは
ないと思うのですが、振り返ると労組専従になる前は気心の
知れた人に、必要に駆られた場合に、自分の気分で・・・
など、結構自分本位に捉えていました。専従になって以後、
人との関係構築の大切さが身に染みるようになっています。
徳永ドクターの言葉に「世間話をしていると、医療者と患者
という主従関係がなくなる」とありましたが、わたしはこの
言葉を関係構築において人として対等であることが大切だと
受け止めました。労組の活動のなかでは関係性のうすい人と
会い、話をする機会もあります(もちろん主従関係ではない
のですが)。さあ、この微妙な関係性の人とどう話そうかと
気負ってしまい、声のかけ方や話のもって行き方に戸惑う
ことがありましたが、雑談がその人のひととなりや考え方
を知るきっかけやヒントになる、大きなパワーを持っている
ことに気づいたことで、意識が変わりそうです。「誰とでも
できるのが雑談」スキルを身につければ、上達すると言われ
ていました。あいさつや聞く姿勢、不快にしない話の内容
などの相手への気遣いと自分を開くこと、1回きりにしない
こと。人とのコミュニケーションにおける大切なことばかり
で納得。雑談を楽しみながら、実践してみようと思います。

「チームになるってこういうことなんだ」

きのう(25日)は、広島民医連の幹部養成基礎講座の5回目。
人が育つ職場づくりの問題提起ふくめ、課題図書『ザ・コーチ』の交流、
職場実践交流、新入職員に民医連を語るプレゼンテーション練習など
盛りだくさんでした。

今年も回を重ねるごとに関係性よくなり、
昨日は「チームになるってこういうことなんだ」という感想が出るくらい、
ディスカッションも自然とできていました。

ものの見方や憲法、心理的安全性などの学びはもちろん重要でしたが、
あわせてこの講座参加者メンバーの関係構築も意識的に
工夫してきたからこそ、ですね。
ぼくはその手助けをした、という感じです。

「本を読むのが苦手だったけど、この講座に参加してから、
本屋に行って本を買うようになった」という方もいて、
最高の嬉しコメントでした。
みなさんの民医連の語りも良かったし、充実の時間でした。

きのう移動中読んだのは、
『不機嫌な職場ーなぜ社員同士で協力できないのか』
(講談社現代新書、2008年)。
じつはこの本、相方が買っていたもので、
来月ハラスメントの学習会講師があり
本棚を物色していたときに見つけたもの。

後半はほとんど心理的安全性の内容でした
(言葉は出てこないが実践は重なりました)。
うんうんと線を引きながら読みました。
また学習会に活かしていきたいと思います。

「今日の学びを活かしたい」—雑談たんけん隊

きのう(22日)は14時から「雑談たんけん隊」2回目と、
19時から3回目。リアルタイムで、25名、16名が参加。

参加動機交流では
「雑談が苦手」
「職場でコミュニケーションが減っている」
「雑談にこだわってきた」
「雑談が講義になるんだと思って興味がある」
など多彩。

講義後の感想交流では
「目からウロコどころか、目玉が落ちそうだった」
「学生さんのエピソードがジーンときた」
「自分がやってきたことが明確化された」
「学んだことを実践したい」
「ヒントをたくさんいただいた」
「感動した」
など大好評です☆

ある方の感想を紹介します。

■本日は貴重なお話をありがとうございました。雑談の
底力を実際の話を交えて講義頂き、非常に想像しやす
かったです。明日からの臨床や、組合活動に生かして
いきたいと思います。まずは話しかけられやすいオーラ
を全開に出しながら、人との繋がりを強固にしていけれ
ばと思います。本当にありがとうございました!

■今日はありがとうございました!雑談のお話をこんなに
まとまって、スキルも含めて学ぶことはなかったので、
とても面白く、楽しかったです。また、お話聞く中で、
自分がこれまで生きてきた中でも、雑談することで、
相手を少しずつ理解したり、気持ちが共有できて安心
したこと、雑談を通して、相手との関係が暖かいものに
なっていったことなどを思い出しました。雑談上手に
なるためのスキルや、目的を持った雑談のところも、
意識しつつ、相手との関係や、みんなが参加して良かっ
たなというような会議や場、組織づくりを、今日の学び
も生かして、楽しんで作っていけるようにしたいと思い
ました。ありがとうございました!

「雑談の力と役割の大きさに共感」

金曜(17日)夜は、オンライン講座「雑談たんけん隊」でした。
リアルタイムで約30名が参加☆
雑談のそもそもや意味論、目的をもった雑談、雑談の基本スキル、
という流れで60分の講義。

参加動機&感想交流が楽しすぎでした。
「目からウロコ」「すごく学びになった」
「学生さんの雑談エピソードに泣いた」など。

あと3回(22日14時~、19時~、25日15時~)あります!
申込みまだできます~。

ある方の感想を紹介します。

■コロナ禍で、オンラインでのやりとりが普通になった今、
改めて人と人を繋ぐ雑談の力と役割の大きさに大いに共感
しました。それと同時に、一度リアルな長久さんにお会い
したいなという気持ちも芽生え、皆さんを交え、双方向で
のやりとりができたらどんなに楽しいかなとも思いました。
コロナで孤立し、仕事も人間関係も失った人も多いと聞き
ます。ちょっとした挨拶や日ごろからの何気ない会話があ
ったら、最悪の事態にならずに済んだのにということもあ
ったでしょう。
今日のお話を聞いていて、少しは私も「話しかけやすい人」
になれたかなあと思いました。今は誰にでも気軽にこちら
から話しかけることができますし、辛かった経験も私の
引き出しのひとつになっている気がします。短い時間の
雑談が上手になれば、きっとその先の真剣な会話や議論も
深みのあるものに変えていく力もついてくるでしょう。
 労組の会議冒頭に毎回、チェックイン交流をします。
それがメンバーの意外な側面を知るきっかけとなったり、
親密感を感じたりして、想像以上の成果を上げています。
この前は、「学生時代の好きだった教科はなに?」という
題で話してもらったら、全員が体育が好きだったという
ことがわかり、びっくり!!「だから、年のわりには元気
で体力があって、負けず嫌いだったのね」とさらに手を
たたいて爆笑するほどの大盛り上がり!!雑談さまさま
です・・・・・。
 人間は効率だけでは生きていけません。その人の周辺の
空気や思いや背景があるのです。それを引き出すのが
「雑談の役割」ではないでしょうか?今回もおもしろく、
勉強させていただきました。また、次は憲法学習会に
参加しますので、よろしくお願いいたします。

学びの森全7回が終了。好評でした☆

昨夜(16日)は
「第1期学びの森~オンライン全国労働学校」の第7講義、最終回でした。
リアルタイムで40数名が参加。

「個人も組織もパワーアップ~参加型の組織文化に」を
テーマに学びました(講師長久)。

交流では「学びの森に参加してどうだった?」を聞きましたが、
よい評価をたくさんいただき、次につながる学びの場になったと思います。

島根から参加の保育士さんは、12月からの島根県学習協の
労働学校にも仲間を誘って参加するということを表明されていて、
次につながる動きも生まれた。

労組関係では生協労連が個人受講13名と最も多く、
グループ感想交流でも司会を担ってくれる人が多く頼りになりました☆

運営の面では、チェックイン交流、講義、グループ感想交流、
有志参加の交流と、毎回問題なくスムーズに行え、
学習会のあり方としても好評で、
今後の学習会文化の発展に寄与したのではないかと思います。

ただ最大の課題はやはり募集。若い人と女性の参加の比率をあげたいです。
講義内容や交流はたいへん良かっただけに、もったいなかったなあと。

以下、第7講義の感想文をいくつか。

■最後にとても実践的な現実生活に即した講義でした。職場
でも組合でも心理的安全性のある組織づくりはとても大切で、
でも難しいなあとも感じました。次のリーダーを育てるには
とても大切な考え方だと思います。

■心理的安全性とは優しい組織ととらえがちだが、目的を阻害
することには厳しくしなければいけないことが良くわかります。
つい最近にも、会議で人の意見を否定され、心理的安全性が
なくなった経験をしたことや、厳しく対話しなければいけない
事例があっただけに、再確認したところでした。

■今回も初めて聞くようなことばっかりで、こういう話はもっ
と前に聞いて身につけておいたら良かっただろうなと思いま
した。私の過去を振り返ると、学生時代も就職してからの
組合活動の中でも「要求から出発して」とよく言われ、まず
要求アンケートを取る、要求で討議するというのが組織活動
の一般的なスタイルでした。それでも結局のところ闘争方針
は執行部が提案して、みんなで議論はするけれども、普通の
人は意見をあまり出さず、ほぼその通りに1年間動いていく
という感じでした。それよりも参加型の組織を作ることが
大事だと今日教えられました。その場合も批判を慎んでなれ
合いでやって行くのではなく、ちゃんと間違いは指摘しあい、
違う意見に出会っても、ちゃんと議論する、そしてあたたか
くも厳しい組織にして行くことが大事だと言うことだと思い
ます。こういうことは経験を積まないと出来ないことでも
あるので、言うは易く行うは難しで、どれだけしっかり出来
るかわかりませんがチャレンジして行きたいと思います。
7週間にわたってお世話して下さった長久さんどうもありが
とうございました。長久さんだけでなく周りに協力された
スタッフの方々もおられたかと思いますが、みなさん本当に
ありがとうございました。このオンライン労働学校で学んだ
ことを胸に明日から頑張って行きたいと思います。

喉のイガイガ抱えながらも続く学習会

まだ喉のイガイガ解消されず…。
みなさまも季節の変わり目、ご自愛ください…。

目下の課題は12月の憲法学習会の講義準備ですが、
水曜日と火曜日は学習会続きでした(体調は大丈夫です)。

水曜日(15日)午後は、
岡山県医労連の女性部役員会でストライキのそもそも学習会。

夜はオンラインで名古屋市立大学教職員組合の学習会で講師。
組合員が約2000人もいるという大きな労組です。その役員学習会でした。

木曜日(16日)も午後、オンラインで岩手自治労連書記学習交流集会で講師。
労働組合のそもそもから、参加型の組織文化まで1時間あれこれ。

続いてリアルで林精研医学研究所4年目研修に。
今年度ずっとやってきた防衛費大増額問題です。
春のときに比べて情勢は刻々と変化しているなと
しゃべりながら実感しています。

夜は学びの森の最終回でしたが、
それは次の記事で。

リアル200人の前からパソコン前でのひとり語りへ

きのう(9日)は午後から、
全日本民医連の職員育成指針実践交流集会で講演。
「発達の土壌づくりを担うみなさんへ」をテーマに60分あれやこれやと。

職員育成の実践交流を200人の全国の仲間が集まって交流する。
これだけで十分価値のある、たいへん有意義な時間です。
私の話はまあ添え物程度で。好きなことをしゃべりました(笑)
でも思ったより反響がよくて安心しました。


講演と質疑の終了後、すぐさまホテルに移動。

ホテルに入って夜はホテルの部屋から
学びの森(オンライン全国労働学校)のオンライン講義でした。
「変化を起こすための技術と練習-対話と戦略」をテーマに60分。

変化をつくるためのパワーづくり。
つながるのためのコミュニケーションと戦略づくりをあれやこれやと。
さっそく感想をいただいた方の内容がピリピリときますね。

■今回の内容は今までいっぺんも聞いたことがないもの
ばかりで、それでどうして組織活動ができるんだ、と
叱られているような、耳の痛い話でした。長久さんの
ようなお話のできる人は〇〇県にはいません。本当に
びっくりしました。明日からどうやって生きて行ったら
いいんだと路頭に迷うような感じさえしました。この
講義レジメを大切にして今後の身の振り方を考えて行き
たいと思います。今まで私の育ってきた経過というのは
大学入学早々に先輩たちに取り囲まれて、我々の前には
これこれの問題がある、日本の前途にこれこれの危険な
兆候がある、学生や労働者からはこういう要求が出され
ている、情勢はこうだ、などと言われて(アジられて)、
運動の大義名分(旗)だけ掲げられて(見せられて)
活動に入って行った、ついていったのだと思います。
それで学生時代から通算すると50年間やって来て、定年
退職となり職場がなくなり、後ろを振り向いてもついて
くる人もいない、後継者がいない、これから若い人たち
をどうやって組織して行くのかという大変な課題があり
ます。また力ある先輩たちが次々とあの世へと旅立ち、
本当に独りぼっちという寂しい気持になっていたところ
に今日の講義でした。それで「自分に欠けていたのは
これだな」と思いました。前途多難ですが今日教わった
ことを頼りにしてこれから頑張っていきたいと思いました。