読書記録
最近読み終えた本。ソワニエ読書日記と人権講座の準備本を読むのでせいいっぱいな感じ。6月後半は出張が多いので、もっと読めるかな。『看護師という生き方』(近藤仁美、イースト新書Q、2018年) ソワニエ読書日記3冊目。看護師って、どういう職業?いまの看…
『対象喪失 悲しむということ』(小此木啓吾、中公新書、1979年)を読み終える。 ソワニエ読書日記の4冊目。著者は、精神科医・精神医学者。対象とは、愛情や依存の対象。それを失ったときの精神構造と悲哀の分析。2015年で33刷という、超ロングセラーです…
最近読み終えた本。5月に入ってから、漫画『宇宙兄弟』を1巻から35巻(最新刊)まで順次読んでいた影響もあり(?)、本はまだ4冊だけ。 『ひとつむぎの手』(知念実希人、新潮社、2018年) 看護学生さんに紹介する「ソワニエ読書日記」1冊目。心臓外科医…
最近読み終えた本。というか、今月読んだ本。出張が少ないと、やっぱり本も読めないことが判明。まあ、しゃあない。『「資本論」のなかの未来社会論』(不破哲三、新日本出版社、2019年3月) 資本主義の「必然的没落」の法則性、「生産手段の社会化」でどんな…
最近読み終えた本。『わたし、定時で帰ります。』(朱野帰子、新潮文庫、2019年2月) お仕事小説。職場のまわりのスタッフが残業しているなか、定時になるとスパッと帰り中華料理店で生ビールぷはー、の主人公。後半、仕事中毒の元彼とのかけひきが。ぷぷって…
最近読み終えた本。あまり難しい本は敬遠気味。小説多し。3月は軽い本ばかりになる気がする。『誰も置き去りにしない社会へ 貧困・格差の現場から』 (平松和子・鳫咲子・岩重佳治・小野川文子・吉田千亜・上間陽子 ・飯島裕子・山野良一・荻野悦子・中嶋哲…
最近読み終えた本。『82年生まれ、キム・ジヨン』 (チェ・ナムジュ、斎藤真理子訳、筑摩書房、2018年) 韓国でベストセラーになったジェンダー小説。つねづね、ジェンダーギャップ指数で下位の日本よりさらに韓国が下なのが疑問でしたが、こんな現状があった…
『プレイングマネージャー 「残業ゼロ」の仕事術』 (小室淑恵、ダイヤモンド社、2018年)を読み終える。 本屋でたまたま目に入ってきた1冊で、即買い。小室さんの本は、『労働時間革命』(毎日新聞出版社)以来2冊目。ワークライフ・バランスを実現するた…
久しぶりの漫画読み。 『アンサングシンデレラ(1)~病院薬剤師 葵みどり』 (荒井ママレ、徳間書店、2018年)病院薬剤師が主人公って、ほんとなんでも漫画にしちゃう日本。いろいろ知らないことが多い薬剤師のお仕事。地味だけどチーム医療に欠かせない存在だ…
最近読み終えた本。『日本の戦争Ⅱ 暴走の本質』(山田朗、新日本出版社、2018年) 全7章のどれも勉強になったけど、第1章「軍備拡張競争の実態:建艦競争を中心に」は、「抑止力」の名で軍備拡張を続ける現在の日本と重なる。凄まじい浪費性と結果としての国家…
最近読み終えた本。そんなに難しいものは読んでないですね・・・。『「資本論」刊行150年に寄せて』 (不破哲三、日本共産党中央委員会出版局、2017年) しんぶん赤旗の連載読んでたから、まいっかと読まずにいたけど。資本論のことをちょい書かねばならない事態…
最近読み終えた本。『西郷隆盛〈新装版〉』(池波正太郎、角川文庫、2006年) 昨年、明治維新関連の学びをちょこちょこしてきて、その続き。かなり前に買って自宅の本棚に置いてたのを先日発見。さすがの池波さん。読ませる伝記小説になっていた。昨年の大河ド…
『また、桜の国で』(須賀しのぶ、祥伝社、2016年)を読み終える。 今年1冊目の読書。ひとつの大河ドラマに浸れた感じ。第二次世界大戦下のワルシャワが舞台。大国の狭間でつねに侵略を受けてきた街のなかでの不思議な結びつきと、「互いを信じる」生き方を…
最近読み終えた本。今年、あと何冊読めるかな~。『沖縄報道~日本のジャーナリズムの現在』 (山田健太、ちくま新書、2018年10月) 沖縄の米軍基地問題を通して、日本のジャーナリズムの脆弱性とその構造を明らかに。新書だから表面的な分析かと思いきや、歴…
今年は明治維新150年で、ぼくも明治時代の学習ちらほらしてるけど、どーしても頭に入ってこない感じが。(イメージがわかない) で、全体の流れやイメージをつかもうと、角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』(2015年刊)の11巻「黒船と開国」・12巻「明治…
最近読み終えた本。『被抑圧者の教育学ー50周年記念版』 (パウロ・フレイレ著、三砂ちづる訳、亜紀書房、2018年5月) ブラジルの教育学者。一方的に知識を蓄えさせる「銀行型」教育は抑圧者の方法論であり、対話にもとづいて共に課題や変革のための意識化を築…
最近読み終えた本。『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』 (小川たまか、タバブックス、2018年7月) 性暴力を取材してきたライターさんが、自身のブログを加筆しまとめた本。タイトルに凝縮されているけど、ぼくふくめ、男性には見えて…
『独裁体制から民主主義へ~権力に対抗するための教科書』 (ジーン・シャープ著、瀧口範子訳、ちくま学芸文庫、2012年)を読み終える。 アメリカの非暴力闘争研究者による独裁政権打倒の戦略と方法論。またその考え方。なるほどとうなずく内容ばかり。金曜日…
最近読み終えた本。さいごの『神に守られた島』で今年69冊目。昨年からの介護生活で自宅読書時間が大幅に減り、去年も80冊ちょい。今年も同様のペースです。ふう。『戦争と性暴力の比較史へ向けて』 (上野千鶴子・蘭信三・平井和子〈編〉、岩波書店、201…
最近読んだ本。相変わらず、むずかしそうな本は読んでいません。はい。夏ですから、ええ。『神様のファインダー 元米従軍カメラマンの遺産』 (ジョー・オダネル写真、坂井貴美子編著、フォレストブック、2017年) 原爆投下後に日本に来た海兵隊カメラマンのジ…
最近読み終えた本。相変わらず、ノロノロと読書をしています。『下町ロケット ガウディ計画』(池井戸潤、小学館文庫、2018年7月) 前作と同レベルの面白さ。技術へのこだわり。なんのために仕事をするのかの目的とビジョン。大事だね。『「死ぬくらいなら会社…
最近読み終えた本。『国体論―菊と星条旗』(白井聡、集英社新書、2018年4月) 国体概念を通して、1868年~1945年の近代前半、1945年~2018年の近代後半に共通する構造と再現性を把握。現局面が破滅過程というのは実感するところ。史的唯物論じゃないんだよね~…
『OTS 実践ガイド』(香取一昭+大川恒、英治出版、2018年6月)を読み終える。 オープン・スペース・テクノロジー(OTS)とは、フラットな人間関係のもとで、自由にアイディアや行動へのエネルギーを生み出す場づくりの手法。企業やコミュニティでの実…
『フォト・ドキュメント いのち抱きしめて~在宅介護13年』(田辺祥子〈文〉田邊順一〈写真〉、日本評論社、2002年)を読み終える。 ソワニエ読書の1冊。難病の進行性核上性麻痺を患った田辺肇の介護生活を中心に。妻の田辺祥子は岩波書店の編集者。在宅介…
『ザ・コーチ~最高の自分に気づく本』(谷口貴彦、小学館文庫、2016年)を読み終える。 副題がイマイチだけど、良書です。目標、目的、ゴール、ビジョン、夢。これらの言葉の定義をはっきりさせつつ、関連性と具体的行動やモチベーションを引き出す基本スキ…
『限界を作らない生き方 ~27歳で難病ALSになった僕が挑戦し続ける理由』 (武藤将胤、誠文堂新光社、2018年6月)を読み終える。 クレイジー(すごいという意味で)と呼ばれる人間になりたかったという、ひとりの若者が難病のALSになってからのチャレンジを…
最近読み終えた本。あんまり難しい本読んでませんね。『訪問看護師ががんになって知った「生」と「死」のゆらぎ』 (川越博美、日本看護協会出版会、2017年) ソワニエ読書日記6冊目。白血病となった著者の体験と、訪問看護の実践と模索。わが家も在宅ケア真っ…
最近読み終えた本。今は日常生活のなかで本を読む時間がとりにくので、出張の移動時間に集中して、という感じ。『憲法が生きる市民社会へ』 (内田樹・石川康宏・冨田宏治、日本機関紙出版センター、2018年5月) 2月に西宮で行われた3者の鼎談の書籍化。若マ…
最近読んだ本。ソワニエの授業が始まり、そちら関連の本が多くなっています。『ソウルの市民民主主義~日本の政治を変えるために』(白石孝編著・朴元淳ほか著、コモンズ、2018年3月) 韓国が熱い。ソウルが熱い。そして読むものの胸も熱くなる。そんな本。韓…
『変えてはいけない憲法9条』(山田敬男・杉井静子・小沢隆一編著、学習の友社、2018年5月)を読み終える。 現在の憲法問題をQ&Aでまとめたブックレット。学習運動に関わる学者・運動家が執筆。私も、「若者は憲法問題をどう見てる?対話で大切なことは」「労…